飼っているメダカをよく観察してみると、腹のあたりの色が黒かったり、赤かったり、通常とは異なる様子の個体も観察されたりします。
繁殖期なのか?
それとも何かの以上のサインなのか心配になる方もいらっしゃると思いますので、今回はメダカの腹部の色に関して中心に記事を書いていきたいと思います。
メダカの腹部が赤黒くなる理由
メダカの腹は通常銀光のように、白く光っています。
しかし、時々お腹の周りに赤い斑点ができてしまったりすることがあります。
このときはエロモナス症候群か赤斑点病という病気を疑ったほうがよいかもしれません。
エロモナス症候群は治りにくい厄介な病気なので、感染が確認されたら医師に相談するなどして薬剤を購入しましょう。
基本的にはこの様子は病気にかかっている可能性が高い状態です。
病気の対策について
エロモナス症候群は塩分に弱いので、メダカに塩浴びをさせてあげましょう。
海水程度の濃度に調節してあげた水の中に30秒ほど浸してあげます。
浸透圧の違いでメダカは生き残りますが、菌などは浸透圧の急激な変化に耐えきれず、滅菌されます。
但し、この方法はメダカにもそれなりの負担がかかりますので、元気なうちにやってあげましょう。
あまり体力がない状態で行いますと、メダカも命を落とす可能性があります。
その他には水温を30℃と少し高めにして少しの間泳がせておく方法です。
あとは薬剤を溶かした水に浸す薬浴となります。
基本的にはメダカが病気に感染してしまったらこの三つの方法を中心に治療を行いましょう。
予防策としてはストレスを与えない、水質を綺麗に保つことです。
メダカは水流をあまり好みませんので、ストレスを与えたくなければポンプの設置を避けましょう。
水質の汚染を延期させる目的で入れる人もいますがメダカの場合、避けたほうが無難と言えます。
まとめ
メダカなど生き物はいつ何時病気にかかってしまうかもわかりません。
そばにいて一番早くいづいてあげられるのは多くの場合飼い主であると考えられますので、普段のお世話に愛情を惜しみなく注ぎ、メダカの異変にいち早く気づいてあげてくださいね。