メダカは時に、異常な泳ぎを見せることがあります。
横に泳いだり、斜めに泳いだり、普段は見せなかった行動を見せた時、飼い主はきっと不安になるかと思います。
それは、メダカからの不調のサインです。
異常であることをよく理解し、メダカの健康を守ってあげる必要があります。
メダカの謎の行動について
メダカが横、斜めにと異常な泳ぎを見せた際は、まず病気である可能性を頭に入れておきましょう。
時折変な動きをしても、それがただ単にストレスというだけのケースもあり、水を交換すると収まることもあります。
しかし、大抵の場合は病気が多いでしょう。
メダカは言葉を話せず、意思を伝えられないので、こうした行動でわかります。
ただし、突発的な異常行動や、表面上の変化が現れてしまったら、メダカにとっては非常に痛手で、手遅れであることもあるのです。
ですので、メダカが異常な泳ぎを見せた際は、メダカにとっての黄色信号が点灯したと言えるでしょう。
病気を見極めるポイント
メダカの異常行動は病気や環境の変化が原因ですが、その際には体をしっかりと見てみましょう。
病気の兆候は、大抵表面にうっすらとですが表れています。
ヒレを畳んだまま動かさなかったり、体の色が悪かったりといった表面の変化は、日常的にメダカをよく見ていればわかるかと思います。
また、最近痩せてしまっていたり、ずっと水底にいたり、上下に泳いでいたりするのも、病気を見極めるポイントと言えます。
病気を防ぐ対策
メダカも生き物なので、些細な環境の悪化でも病気になってしまうことがあります。
病気は突然やってくるものなので、完全予防は不可能ですが、できることはいくつかあるので、対策を練っておきましょう。
まずは、水槽の水を清潔に保つことです。
水の汚れに敏感なメダカは、水質の変化でストレスを感じてしまい、結果として横や斜めに泳ぐなどの異常行動に出ます。
そして、水の汚染は抵抗力をなくすので、病気にかかるリスクを高めてしまうのです。
続いて、餌のあげ過ぎが病気を防ぐ対策になります。
餌が水面に浮かび、放置されたものは食べてくれないので、それが水質の悪化にも繋がってしまいます。
水の清潔感を大事にすることが、メダカの健康を守ると言えるでしょう。
まとめ
メダカの異常な泳ぎについてをまとめました。
コミュニケーションを図れないメダカの状態を察知するのは、観察することにあることがわかっていただけたかと思います。
病気から命を守るために、メダカをよく見てあげましょう。