以前は日本中で見かけたメダカですが、自然で見かけることも減り、逆にアクアショップで外来種や品種改良種を見かけるようになりました。
メダカの品種改良の種類は多く、楊貴妃やダルマメダカなどが有名です。
メダカの品種改良種の作り方と奇形メダカの違い
目的の品種改良種に近いメダカ同士の雄雌から産まれた稚魚の中から、目的の姿形に一番近い稚魚をペアにして育てそのペアから産まれた稚魚の中から一番近い姿形の雄雌を育てて…という方法で、品種改良種を誕生させていく方法がよく知られているのですが、必ずイメージに近い姿形をした稚魚が産まれるとは限りませんので、根気を必要とする作業ですが、成功したときの喜びが大きいのは間違いありません。
品種改良種のメダカを奇形のメダカと同じという人もいます。
たとえば姿や泳ぎ方が可愛いと人気のダルマメダカは、生きていけるギリギリの高水温で孵化させれば誕生しやすいと言われていますが、その方法でも絶対にダルマメダカになるとは限らず、逆に全滅することもあります。
ダルマメダカ自体も他のメダカに比べな弱々しい面があるため奇形なのだと言う人もいますが、改良種として学名も登録されており、多くの人が新種として認めている魚です。
メダカの品種改良種の繁殖は?
メダカブームと同時に品種改良種の繁殖もブームになっています。
メダカは他の魚より品種改良種を作出するのが比較的簡単と言われているのですが、自分で作出して繁殖させるよりも、好みの品種改良種のメダカの雄雌を購入して、繁殖させたほうが自分で作出させて繁殖するより簡単です。
ただ簡単といっても自分で品種改良種を作出して繁殖させるよりは簡単というだけで、必ず希望の稚魚が産まれるわけではないので、品種改良種のメダカの繁殖が難しいことに変わりありません。
まとめ
品種改良種のメダカを自分で作り出すことは可能ですが、手間と時間がかかり成功率も低いので、ショップで品種改良種を購入して、繁殖に挑戦したほうが簡単です。
品種改良種を自分で作り出し繁殖する楽しみには、新種が産まれるかもしれないという楽しみもあります。
運よく新種を作れれば名前をつけることができるからです。
簡単なことではありませんが、メダカの名付け親になれるのなら挑戦してみるのも良いかもしれません。