メダカを飼育しようと思った時、すぐに思いつくのは、水槽の中に入れるものですね。
その中でも定番と思われるものに、砂利と水草があります。
ゆらゆらする水草のなかで、メダカが泳いでいる姿は良いですね。
水槽をシックな砂利とゆらゆらする水草がおだやかに配色してくれます。
でも?砂利ってそもそも必要なの?
砂利を入れると、掃除も大変だし、メダカにとってどうなんだろう?
入れて置かないとだめなのかしら?疑問に思ったことはありませんか?
砂利を入れていいことは?
底砂利は、自然界そのままの感じで使用できるので、最もナチュラルな印象を与え水槽をきれいに演出できます。
そして、バクテリアなどの微生物の住み家として重要です。
砂利に住み着いたバクテリアは、餌の食べ残しやフンから出る強いアンモニアを分解して、水質の安定と浄化には欠かせない微生物になります。
砂利を入れて不便なことは?
一番の問題は、やはり掃除でしょうか。
魚のフン・餌など大抵のごみは底に沈みます。
それが蓄積されると有害物質が発生しやすくなり、小まめに砂利の掃除をしなくてはいけません。
メダカの稚魚が砂利の間に挟まって亡くなってしまうことがあります。
水草の利点と欠点
やはり水槽のなかに緑があるっていう事は癒されますね。
でも、やはり水草にも欠点や利点があるわけですが、果たしてどんな点でしょうか?
水草の利点とは?
メダカにとって水草は隠れ場所や産卵場所になります。
日中は光合成により酸素を作ってくれたり、水を浄化する作用もあります。
見た目もやはりいいです。
水草の欠点とは?
水草の管理も必要になってきます。
枯れたり葉っぱが落ちたりとゴミになる部分もあるのです。
根が伸びすぎたらメダカが絡まないようにカットしたり、夜になると、酸素を吸って二酸化炭素をだします。
そうするとメダカが酸素不足になり亡くなってしまいます。
水草の数を間引きしないといけません。
まとめ
ここまで来ると、果たしてどちらがいいのか?
飼育者に委ねられますね。
水槽とメダカの管理をしていく上で何を優先して何をはぶくかですよね。
一番いいのは、見栄えがよくって、手間のかからない環境になりますが、そんなおいしい環境って?
飼育者の腕にかかっているわけです。