メダカを健康に育てるためにエサは重大なポイントです。
これはメダカの飼育をうまくいくポイントを握っている部分であり、これをおろそかにしてしまうと水槽がコケだらけになってしまったり、水が白く濁ったり、メダカが病気になってしまったりといろいろな問題が起きてしまいます。
赤虫とは
赤虫はユスリカ(ユスリ蚊)の幼虫です。
ハエの仲間で人間の血は吸いません。
池の近くや川沿いを歩いているときに、たくさんの小さな虫が集まって柱状に飛んでいるのを見かけたことがあるでしょうか。
それがユスリカです。
赤虫の欠点
生きエサである赤虫は保存管理にも手間がかかり、時には病害虫を持ち込む恐れもあるので、赤虫をメダカの主食にするのは、あまりおすすめできません。
水槽の水を汚しやすいのです。
赤虫の入手方法
生の赤虫はほとんど入手できません。
冷凍ならペットショップや釣り具店、ホームセンターの釣り具エサコーナーにあります。
冷凍という事は、家の冷凍庫に保存しなくてはいけないので、家族の方々の同意をもらってからのほうが、何かと後でもめることはないかと思います。
冷凍赤虫
小分けのブロック状態でパックされて売られています。
必ず、解凍してから食べさせてくださいね。
小分けのブロック状態でも、メダカには量が多すぎます。
ブロック全部を解凍してしまうと、余った分は鮮度も落ちるし保存が大変なので、だいたいは廃棄になります。
なので、食べさせる分を凍ったままカットして使うと無駄にならないですね。
メダカのスタミナ食
メダカの繁殖を目的とするのなら、ベストなエサになります。
生きた赤虫はなかなか手に入りにくいのですが、清潔な環境で養殖されたものであれば、栄養価も高くいいエサです。
そのためかメダカの産卵に与えている方もいるようですよ。
サイズの大きい赤虫は食べづらいので細かく刻んであげるといいですね。
赤虫が消化不良になりやすい訳
メダカは胃がないため、エサをほとんど丸呑みにしてしまいます。
そのため、赤虫を食べすぎると消化不良をおこしてしまうのです。
消化不良を防ぐためには、消化のいい人口飼料がいいと思います。
まとめ
赤虫だけを与えてると、水も汚れますし、消化不良もおこします。
人工の餌をメインに与えて、赤虫はおやつ感覚とか、ご褒美エサ的な補助的に与えたほうがいいのではないかと思います。