メダカは時々、土の中に体を埋めることがあります。
それは自分の身を守る際の防衛手段であったりします。
ですが病気にかかってしまい、通常では考えられない行動をするときもあります。
ですがこの土に潜る時はメダカにとって厄介なことを引き起こすことが高いので、すぐに対処しましょう。
なぜ潜るのか
メダカは体も小さく、かといってほかの生物の命を脅かすほどの強力な攻撃手段を持っていません。
しかも動きも魚の中では決して早い方ではありません。
そのため自分の身を守る手段は主に隠れることになります。
体が小さいので、メダカを捕食するような大きな生物では入り込むことのできない空間でもやすやすと入っていくことができます。
なので土などに潜ってしまうことも十分考えられるということです。
こういったことは、特に弱い稚魚に見られる頻度が高いです。
潜るとどうなるのか
土に潜る時は病気の時、もしくは何らかのストレスや不快な刺激を受けているときなので、逃げるように潜ります。
酸素が足りない時は下に生えている藻や植物に向かいますし、濁ってくるとバクテリアが汚れを分解しているあたりをうろうろします。
つまりより快適な環境を求めているということです。
このとき注意しないといけないのが赤玉土や大きすぎる底砂を入れると挟まってしまったりして出れなくなってしまうということです。
下手をするとメダカの稚魚が全滅してしまう恐れがありますので、必ず底砂には目の細かいものを入れるようにしましょう。
赤玉土も特大などを入れてしまいますと、成体でもはまって出れなくなってしまうということは往々にしてあるので、大きいからと言って油断はしないようにしましょう。
原因が見当たらに場合は寄生虫や病気の可能性があるので、感染の拡大を防ぐためにもほかの健康なメダカとすぐに隔離しましょう。
まとめ
多くの生き物の行動には意味がありますので、一つ一つに目を光らせて監視するようにしましょう。
異変に気付いて助けてあげられるということはたくさんありますので、日々の観察をしっかりしましょう。
メダカの飼育環境一つとっても危険はたくさんあります。