昔から日本の水辺のどこにでもいたメダカ。

現在ペットショップで売られているメダカは品種改良をされたメダカで、自然に育った野生メダカではありません。

それでも、野生のメダカを飼っている・飼いたいというマニアも多く、野生メダカの生息地がネットでも話題になっています。

野生メダカとは、別名「黒メダカ」と呼ばれており、生息しているその地域でしか繁殖していない「純血種」です。

メダカ 生息 場所

黒メダカの生息地が荒らされた

近所にメダカが住めるような川や池がありますか?

メダカは、田んぼや用水路、小川、池などの水の流れが緩やかなところに住んでいました。

でも、田んぼとつながる用水路はコンクリートで固められ、産卵や避難場所のための水草も育たなくなり、メダカの安息地が見当たらなくなっています。

人間の暮らしが便利になると同時にメダカの生息場所がどんどん失われていったのです。

野生メダカに出会うためには

メダカが群生している場所は、田んぼや流れの緩やかな川や浅瀬です。

メダカの習性を知っておくことで、うまく出会えるかもしれません。

メダカの習性とは、メダカは捕まえられる危険を察知して逃げても、また自然と元の場所に戻ってくるという事です。

見つけた同じ場所でじっとまっていると、なぜかまた戻ってきます。

そして、メダカは日が暮れると、家に(寝床)にかえってしまいます。

探索当日の天気も大切です。

大雨の日であれば、メダカも流されてしまわないように隠れているので見つかりません。

  • 季節は春~夏にかけて
  • 時間は朝~夕方(夜は寝床で眠っています)
  • 場所は田んぼや流れが緩やかな川、用水路
  • 流れが緩やかな所
  • 水が透き通っていてきれいな所
  • 川の隅、段差の下のほうで、外敵がいない所
  • ヨシなどの水生植物のある場所(メダカの産卵場、寝床)

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メダカを探してみよう

見当をつけた場所を探索してみます。

川の隅っこや小さな段差の下です。

水草の根もとや流れの緩やかな浅い場所など静かにそっと覗いてみて下さい。

メダカの群れが見つかりましたか?

まとめ

根気よくいろんな場所を探索すると、巡り合えるかも?しれません。

場所によっては危ない場所もあるので、足元には気を付けてください。

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