「メダカの学校」という童謡があるように、メダカは川にしか住んでいないのでしょうか?
他に生息場所があるとすればどのような場所で生活しているのでしょう。
また、メダカを捕獲するための道具についてまとめてみます。
野生のメダカが活発になる季節、場所
野生のメダカは小川、用水路、田んぼ、沼、池など様々な場所でみられます。
一部の場所で密集して生活していることが多いです。
小川や用水路の流れの緩い場所にいるメダカは、そこに生息するプランクトンなどを食べて暮らしています。
春から秋にかけて活発に動いています。
冬の間は底の方でじっと冬が終わるのを待っているので、水上付近ではみられないでしょう。
田んぼで見られるメダカは、春になり田植えが一段落した頃に用水路からやってきて、暖かい田んぼで生活します。
ですので、田んぼの中で活発に動く様子が見られるのは5~7月の間になります。
田んぼから水がなくなってしまうと暮らせなくなってしまうので、水を抜くまでには用水路に帰っていきます。
池や沼といった水の流れのない場所に住むメダカは、岸近くの水草の近くに集まっていることが多いです。
水草は酸素を供給してくれるため、微生物も暮らしやすい場所なので、その微生物を狙いメダカも集まってくるのです。
活動時期は春から秋、冬の間は同じく越冬しています。
野生のメダカの捕獲方法と道具!
- 網を2本使っての追い込み捕獲
- 虫かごの中に餌をいれ、誘い込む
- ペットボトルを加工しての罠作り
特に、ペットボトルを加工して作る「びんどう」での捕獲はとても多くの人が利用されています。
お子さんがいらっしゃる場合「手作りびんどうでメダカを捕獲!その後の成長記録」など自由研究の題材にもなりますし、親子で楽しめていいですよね!
網1本でできるメダカ捕獲術!
代表として、餌も何も使わないこの方法をご紹介します。
- メダカの生息場所を見つけ、網を底に沈める。
- メダカは驚いて逃げるが、そのままじっと待機!
- 戻ってきたメダカを金魚すくいのごとく、すくい上げる!
これだけです!
簡単すぎてびっくりですよね。
暖かくなった頃を見計らって、メダカをぜひ探しに行きましょう!
早朝に捕獲した野生のメダカ#メダカ pic.twitter.com/blQ81jWpdJ
— ぽかり@大都会Ridill村 (@LolimariyaSun) 2015年10月9日
まとめ
今回は野生のメダカの生息場所と時期、捕まえ方について調べてみました。
昔に比べ、メダカが減っている現代。
捕まえに行く時は「メダカの保護地域」などありますのでそちらは避けるよう、よく調べてから出向いて下さいね!