室内でも室外でも飼育可能なメダカは、小さい飼育スペースのベランダでもでも飼うことができます。
メダカの水槽に入れる水草も、緑だけではなく花の咲く種類なら見た目も楽しめます。
中でも可憐な花を咲かせる姫睡蓮は人気です。
姫睡蓮の肥料はメダカに影響は?育て方は難しい?
姫睡蓮は熱帯・温帯の沼や池で生息し、5月~10月の夏場を中心に綺麗な花を咲かせる水性植物です。
育て方もそれ程難しくなく、人気のある植物です。
蓮と間違われることもありますが、よく見ると葉っぱも違いますし、蓮は地下茎が食卓にのぼるあのレンコンです。
姫睡蓮をメダカと一緒に育てる飼い主は多いのですが、姫睡蓮が綺麗だからと言う理由だけではなく、夏場、姫睡蓮の鉢に発生するボウフラをメダカが食べてくれるのでボウフラの大量発生を防ぐために飼う人もいます。
また植物性と動物性の両方の餌に困ることがなくなり、飼い主とメダカにとっても餌の心配が減ります。
姫睡蓮の土は赤球や黒玉の土を練って作りますが、販売されている水性植物用の土や睡蓮用の土を使用する方法もあります。
睡蓮用の鉢に土を入れ、メダカに影響のない発酵油カスや化学肥料をしっかり埋め込みます。
鉢底の穴は石などで軽くふさいで置きます。
苗を入れ土をかぶせますが、その際芽が少し出るくらいにしてください。
土はしっかりと固めて浮かないようにします。
深めの鉢に姫睡蓮の鉢を置き、水をたっぷり入れ日当たりの良い場所に置きメダカを泳がせます。
日当たりが良いと水が蒸発しやすいので足し水も必要です。
姫睡蓮の植え替えは?
姫睡蓮は水を張ったままで越冬できます。
真冬を過ぎた頃に植え替えに挑戦してみましょう。
- 古い土をきれいに洗い流し、腐っている根、茎は切り落とします。
- 鉢底の穴をふさぎ土を入れ肥料をしっかり埋め込み、姫睡蓮を入れ土をかぶせ手などでギュッと押さえて固めます。
植え替えの際に株を半分に切り分ける方法もありますが、切れ目を入れることで株が枯れることもあります。
もし複数の株をお持ちなら切り分け、株分けに挑戦しても良いでしょう。
まとめ
姫睡蓮は日当たりと水切れに注意すればあまり手間もかかりません。
ボウフラなど害虫予防に泳がせるメダカと一緒に良い環境で育ちます。
メダカの水槽に水草を入れる予定があるなら、姫睡蓮に挑戦してみてはいかがでしょうか。