メダカを飼育するとき、ろ材の交換をしていますか?

フィルターを使わないと、水質が悪くなってメダカに悪い影響があるのはわかりますよね。

飼っていたメダカが次々に亡くなってしまった、という悲しい経験をしたことがありませんか?

ろ材をきちんと交換していれば、水槽中のメダカがみんな亡くなってしてしまうという悲劇を回避することができます。

というより、交換しなければなりません。

ろ材を交換する理由と方法をまとめました。

メダカ 飼育 ろ材 交換

ろ材とは?

ろ材とは、たくさん小さな穴の開いた、セラミック、ガラス、スポンジなどでできている製品です。

ろ材は、フィルターについています。

ろ材に引っかかった汚れを食べてくれるのがバクテリアです。

メダカの排せつ物やえさの食べ残しから、アンモニアという有害な物質が発生します。

これをそのままにしておくと、メダカにとって有害な環境になってしまいます。

そこで、アンモニアを分解してくれるのがバクテリアです。

バクテリアは、底の砂やろ材をすみ家にしています。

水槽の見た目がきれいかきれいでないかと、バクテリアがいるかいないかは関係がありません。

ろ材があることが大切です。

ろ材を新品のまま使ってはいけない

ということは、メダカの飼育し始めの時についているフィルターのろ材を時々交換すればよいと思った方、ちょっと待ってください。

飼育し始めのころ、ろ材が新品のままだと、ろ材にバクテリアがまだついていません。

水道水は消毒されているので、バクテリアがつくのを待つ必要があります。

新品のバクテリアなしのろ材を使ってもアンモニアが除去されませんので、メダカの元気がなくなってしまいます。

水道水をくんでから40日くらいたったものにろ材をつけておいた、バクテリア付きのものを使用するのがベストです。

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ろ材を交換する季節、タイミング

ろ材を交換するのは、排泄物や餌の食べ残しが増える春から秋の時期です。

メダカは活発に活動し、水質が悪化してくるので、ろ材を交換してあげる必要があります。

一方で、メダカは変温動物なので、寒い冬の間はほとんど活動せず、水質は悪化しません。

ろ材は、3か月から半年に1回交換してあげる必要があります。

交換しないと水質が白くにごり、メダカに悪い影響が出てしまうことがあります。

まとめ

いかがでしたか?

40日くらい水道水にろ材をつけておくのは面倒と感じるかもしれませんが、水中につけておくだけでよいですし、3か月から半年に1回と、それほどしばしば交換するものではありませんので、メダカの健康のために交換しましょう。

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