メダカをすでに飼育している方もこれから飼育しようと思っている方も、重要視してほしいのは水質です。
メダカのような小魚は水質の影響を大きく受けるので、今回はメダカを飼育するときの水質について記事を書いていきたいと思います。
水合わせの時の水質
メダカの飼育をするときの水質を管理する目安として、ph(ペーハー)という数値を覚えておくと簡単に調整ができます。
このphというのはアルカリ性と酸性、どちらに液体が属しているかを判断する目安です。
私たちが浸かっても大丈夫な液体のphは5~9となります。
メダカも生き物ですので、このくらいの水質で過ごさせてあげたほうが快適です。
水が長い間使われていると、酸性に傾くことがあるようです。
メダカはアルカリ性のほうが健康になり、色も発色が良くなる傾向があるので、興味がある方は試してみるのもよいかもしれません。
水合わせの時はph5~9となる水を用意するよう心がけましょう。
水合わせの方法
メダカの水合わせを行う時は一日おいてカルキが抜けた水道水か、薬剤を投与するなどして、phを調整した水を用意しましょう。
水の入れ替えの際に一度に取り換える量は3分の1程度にしましょう。
多くても半分が限界です。
水が変わると底砂に棲息しているバクテリアも苦しくなるので、一度に全部変えてしまうと、水質の変化に耐えきれず、全滅してしまう可能性があります。
バクテリアはメダカの排せつ物などを養分にし、汚れを分解する能力があるので、なるべく残しておきたい存在ですね。
十分カルキ抜きしたつもりでも、メダカが底の方でじっとしていたり、狂ったように泳ぎだすなどといったことがありましたら、カルキ抜きのほうが不十分だということで、元の水に戻してあげましょう。
一日のうちに何度か分けて行うのがベストです。
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— mivjm@ImproComposePf (@mivjmzzz) 2017年7月20日
まとめ
メダカの飼育に水道水を使うのは、衛生的かもしれませんがメダカに有害な成分が含まれています。
メダカにとって水は切っても切れないものなので、きちんと管理してあげなければなりませんね。
最近は薬なども安く売られて水合わせが早く、簡単にできるようになったので、うまく使いこなしたいですね。