皆さんは、メダカの卵をご覧になったことはありますか?
メダカを飼ったことがある皆さんはご覧になったことのある方も多いと思います。
また、繁殖を目指した飼育をされた方なら、卵の健康状態はとても気になることだと思います。
しかし、そんな大事な卵にカビが生えてしまうことも・・・。
今回は、メダカの卵の「カビ」についてご紹介します。
カビが生える原因とは?
それではメダカの卵がカビてしまう原因、そしてその予防策を見ていきましょう。
原因1:無精卵
卵がカビてしまう原因の1つ目に、卵が無精卵である、というものがあります。
無精卵は中にもちろん生命がいないので、抵抗力がなく、水カビが一度入り込めば、あっという間にカビてしまいます。
このカビにやられてしまった卵は白くなります。
原因2:受精卵
2つ目に、たとえ卵が受精卵であっても、卵の発育状態が悪いと、カビてしまうこともあります。
光がしっかり届かなかったり、水温が低かったりすると、成長状況や成長速度に悪影響が出ることがあります。
すると、卵の健康状態が悪くなってしまい、水カビにやられてしまい、白くなってしまいます。
カビを防ぐためには
カビを防ぐためには、卵が育つ環境にカビの発生元やカビを持ち込まないことが大切です。
さらに、カビが繁殖しづらい環境を作らないことも大切です。
具体的には、卵を親から隔離したら水道水で育てる、市販の除菌剤を使う、もしカビが生えた卵があったらすぐに健康な卵から隔離する、などがあります。
カビが生えない環境を作り、カビが広がらない環境を作らなければいけません。
白い卵はカビ、では赤い卵は・・・
カビてしまった卵は白くなるとご説明しましたが中には赤や、オレンジっぽくなってしまう卵があるというのです。
これは実はカビではなく、卵の発育状況や、受精状況によるものです。
カビではないのですが、その個体の健康状態を示すので、よく観察する必要があります。
まとめ
今回は、メダカの卵のカビについてご紹介しました。
カビの原因、予防法を学び、健康な卵を守りましょう。