メダカの飼育にとって大事な要素となってくるのは水槽の掃除です。
水、餌なども欠かす事が出来ませんが掃除もとても重要です。
掃除の手間や頻度は、ある程度道具をそろえることで減らす事が出来ます。
今回はそんなメダカと掃除に関する内容を中心に書いていきたいと思います。
水替えの時
基本的に水替えと掃除は一緒に行いましょう。
早くやれば早く終わるという心掛けが長続きの秘訣です。
継ぎ足す、もしくは引越し用の水を確保したら、水槽の水を抜き取ります。
水替えは2週間に1回のペースが理想的と言われています。
抜き取りはポンプで行いましょう。
水替えのポンプは市販されているものがありますが、自分でクラフトするのが好きという方は灯油用のポンプ吸水口にガーゼを当てたものを使用しています。
こういった身の回りのものを加工して作ることもできます。
この時メダカがポンプに吸い込まれてしまうと大変なので周囲に配慮しながら行いましょう。
底砂の掃除ですが、あまり綺麗にしてしまうと有益なバクテリアが全滅することもありますので注意しましょう。
感染症などが発覚した場合は砂を取り換えるか、日光によく当てて滅菌をしましょう。
汚れの取り除き
灯油用の30センチスポイトなどは、餌の食べ残し、浮いた排泄物など汚れを取るのに大変重宝します。
100円ショップやホームセンターなどで手軽に購入できるので、メダカの飼育だけでなく、水槽で小型の生物を飼育する際は一つは持っておきたいものです。
スポイトなどは汚れだけでなく、落ちた卵など採卵の際にも非常に役立ちます。
繁殖を目的としているのであれば、別の水槽を設けて卵を移し替えることも容易にできます。
餌汚れや浮いた汚れは、目につくようでしたらすぐにとった方が後々の掃除の手間も短縮でき、よろしいかと思われます。
稚魚などは小さくて見づらいので使うときは注意しましょう。
まとめ
メダカも私たち人間と同様に不潔な所より清潔なところの方が望ましいようです。
すべてを満足させるのは非常に難しいですが、なるべく快適な環境を提供し、少しでも長くメダカの鑑賞を楽しみたいですね。