メダカの産卵床として自然のものではウィローモスなどの水草からヤシの樹皮からなるシュロ皮などがあります。
こういった自然素材の産卵床はやがて分解されたりして水を汚すことがありますので、人工物で産卵を促したり、繁殖させやすい方法がないか調査していきたいと思います。
産卵床として好むもの
メダカが産卵する際、好む場所は水草や植物の根っこなどがあります。
ホテイアオイなどは代表的な産卵床の一つで、複雑に絡まった根が卵をきちんと包み込み、水底に落ちることなく孵化を待てます。
この植物を扱うデメリットは、根っこが複雑に絡まりすぎて卵の採取が大変だということです。
親メダカも絡まってしまうこともあるので、根っこは時々切り分けるなどの手入れが必要となってきます。
その点ウィローモスは柔らかく卵を取り出しやすいですが、繁殖力が強く浮草であるので、散らばって掃除が大変だということです。
スポンジや毛糸などの人工的な産卵床について
毛糸などは水槽を汚すこともなければメダカに害を及ぼすといったこともありません。
そのため自然素材の産卵床よりは手入れが楽になり、負担が減るというメリットが得られると思います。
毛糸などは束ねたものを短く割いて毛が開いた筆のような状態にしてあげましょう。
そのうち卵を産み付けてくれるはずです。
スポンジなども穴をあけておくとその中に産卵することがあります。
産卵した卵を採取するときはスポイトなどを使用すると取り出しやすいです。
採取した卵は別の水槽に移してあげましょう。
稚魚が1センチほどの大きさに成長したら親メダカと一緒の水槽に移しても大丈夫なようになります。
また、人工物ですので、他の自然素材と違って分解されにくいので、比較的長期にわたって使用することがで切るというのも強みですね。
我が家のメダカは産卵まだまだ頑張ってくれている
産卵床はこれが1番簡単だと思った。 pic.twitter.com/LUL126Fk7Y— ねこ公爵@生き物好き (@calico1_toy2) 2017年11月12日
まとめ
産卵から成体になるまでの方法が明らかになってきて、産卵床もいろいろなものが出てきました。
スポンジなど人工物で出来れば手入れも必要なく、より簡単にお世話をすることができますね。
今後もこう言った便利な方法が出てくると思うと楽しみですね。