一番小さな淡水魚。
メダカはとてもかわいいですよね。
あんな小さなメダカでも生きていくためにエサをたべます。
ではメダカはどうやってエサを食べているのでしょうか。
メダカの歯
体があんなに小さいので、口もとても小さいです。
市販されているメダカのエサもすごく小さいですね。
ではどうやってメダカはエサを食べているのか。
メダカの顎にはもの凄く小さな歯があります。
歯といってもトゲのようなものです。
なので、歯はあるといっても、肉食魚のようにこの歯を使ってバリバリ食べるような事はちょっと難しいです。
通常メダカは、エラから送られた水によって喉にエサを送ります。
ここで咽頭歯と呼ばれる喉の歯を使って噛み砕きます。
噛み砕かれたエサは食道から腸へと送られていきます。
メダカのエサはどのくらいあげるの?
メダカは基本的に食欲旺盛で、たいていのものは食べることが出来ます。
しかし、メダカには胃が無いため食い貯めをする事が出来ません。
一度に大量のエサを与えてしまうと、食べ切れなくて水質を悪くする原因となってしまいます。
なので、一日に何度か小分けして与えてあげると良いです。
食べたエサの消化にかかる時間は、水温によって増減しますが、水温が低い場合には長く、逆に高い場合には短くなる傾向があります。
糞の色が黒っぽく、水に沈む場合には問題ありません。
しかし、白っぽかったり、水に浮くような糞をする場合は、メダカの状態があまり良くなく、悪化している可能性があります。
しばらくの間絶食してみるとか、エサを良質のものに変えてみる必要があるかもしれません。
まとめ
小さなメダカにも、ちゃんと歯はあります。
ただ、顎の歯はあまり使わず、咽頭にある歯を特に使います。
あまりに小さすぎてなかなか見えないのです。
エサ自体も与えすぎは注意で、体調を悪くしてしまう原因になりかねません。
胃の無いメダカには、一度に多くの食べ物を与えるより、お腹が空いたときにエサを与えてあげるほうがやさしいのです。
一度に少しずつ、一日何度かに分けて与える事で、体調も良くなり、元気に長生きしてもらいたいものです。