メダカの飼育のしやすさは他の熱帯魚や肉食魚などに比べると簡単です。
また、屋外飼育であればエアレーションなどの設備などもあまり必要ありませんので、電気代などの維持費も安いと思われます。
今回はそんな飼いやすいメダカの水槽の立ち上げについて中心に書いていきたいと思います。
水槽に敷く底砂について
メダカの水槽を立ち上げるときに大事なのが底砂の成分です。
見栄えが良いからと海の砂を使ってもよいですが、十分水洗いして、天日干して、有機物と塩分を落とさなければなりません。
その他にも赤玉土を使用するときは特大の粒を選んではいけないといったことがあります。
稚魚などが隙間に挟まって出れなくなってしまうといったケースもありますので、必ず目の細かい底砂を敷きましょう。
水槽の水質について
メダカの水槽を立ち上げるときに重要なのが底砂ともう一つが、水中の㏗(ペーハー)となります。
この値は酸性、塩基性(アルカリ性)どちらに液体が属しているかを判断する数値となります。
数値が1に近いほうが酸性、14に近いほうがアルカリ性となります。
メダカを飼育するときの㏗の値は5.5~7.5と呼ばれ、若干酸性よりのほうが有利となります。
色揚げなどをする際も酸性のほうがよかったりと酸性にはメリットがあります。
赤玉土や園芸用の肥料にはアルカリ性の成分が含まれていることもありますので、使用する際は成分をよく読みましょう。
亜硝酸などがアンモニアに変化して、水に溶けだし、メダカに害を与えてしまうようです。
立ち上げの際に
立ち上げにするときは飼育する予定の数でも広々と泳げる水槽を購入しましょう。
水はペットショップで購入した時の水槽の水を用意するか、もともと棲んでいた地域の水や土を採取しましょう。
もしできないのであれば薬剤などで水道水のカルキや塩素を中和する道具もあるので有効活用しましょう。
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— kazukuma (専業トレーダー) (@5915H) 2017年11月13日
まとめ
早く飼いたいと思う気持ちはメダカを飼育する以上誰しもあると思います。
ですがそういったときほど焦らずじっくりとこれから住むところの環境を整備して、より快適な共同生活を送れるようにしていきましょう。
焦りは禁物ですね。