メダカの生態の中で一番神秘的な行為だと思います。
その神秘に少しだけ入ってみたいと思います。
メダカはいつ卵を産むのか?
気温と水温が関係あります。
あまり寒いと産まないのです。
だいたい気温20度くらい、水温が18度になるとメスのメダカは、卵を産み始めます。
接合の意味
植物であれ、動物であれ、すべての生き物が自分たちの種を守るために接合・産卵をします。
生命あるものの本能かもしれません。
そして子孫を残すことが、自然にあふれた世界を維持していくことになるからです。
豊かな自然を壊さないようにするためです。
メダカの接合とタイミングは?
メダカはオスとメスの相性があり、オスはやはり力の強いものが優位です。
なるべく、同じ種を残したいと言う意識が働くのかもしれません。
メスのお腹が卵で膨れてくると、いよいよ接合の時期がきます。
『接合とは』メダカの卵にオスの体液が入り込んで結びつくことです。
そして『細胞卵』となります。
接合の方法
細胞卵になるには、オスが尾びれでメスを抱えて刺激して、メスに産卵(卵を産むこと)をうながします。
刺激されたメスは産卵を始めます。
オスは産卵が始まると、メスを抱えたまま体液を出します。
そして細胞卵になるわけですが、このとき全部が接合できるわけではなく、接合できなかった無精卵もできます。
その無精卵は最終的には腐ってしまうので、屋内飼育の場合は、腐った卵を取り除いていかないと、病気の原因になりますので、気をつけてくださいね。
産卵までの道筋
無事に接合が終わると、メスは体の外に生み出した細胞卵を肛門につけたまま泳ぎ、数時間あとで、細胞卵を水草などにくっつけます。
細胞卵をぶらさげた体で水草の茂みにもぐりこみ、体を揺さぶりながら泳いで、細胞卵を水草にこすり付け、2~3個ずつ産卵します。
そのとき、細胞卵に卵の付着糸が水草の根、葉などに絡みついて産卵が終わります。
このめだか1㎝くらいしかないのに卵っぽいのぶら下げてる pic.twitter.com/No3NY4Oe02
— なかむらゆうき (@pokeyuuuuuki) 2017年8月22日
まとめ
メダカを無事に接合させて、かわいい稚魚を見てみたいものですね。
そのためにも、接合までこぎつけたいものですね。