頭や尻尾などメダカの体に赤い斑点があらわれる、お腹が妙に膨らんでいるなど症状が見られる場合、かなり危険な状態にあることを示しています。

メダカの病気はさまざまありますが、このような症状は、水槽内に存在するある菌の影響が考えられます。

ここでは、これらの症状を起こす病気について見ていきましょう。

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赤斑病と立鱗病・共通するエロモナス菌

メダカなどの淡水魚が発症する赤斑病と立鱗病は共に、頭や尻尾など体の各所に赤い斑点や出血、お腹の膨張など似た症状が見られますが、これは共通の原因であるエロモナス菌によるものです。

お腹が膨らむ症状は、繁殖期の過抱卵病や腹部に空気のたまる転覆病のほか、いわゆる糞づまりなどが挙げられますが、ここでは立鱗病を取り上げすすめます。

頭とお腹、尻尾にあらわれる諸症状

赤斑病は皮下出血性の赤い斑点が現れる特徴があり、食欲不振や腹部膨張などの症状です。

年間を通して発生しますが、水温の変化が激しいときや水質が低下しているときに発生します。

1~2週間で亡くなる急性型と数週間の後、食欲がなくなり亡くなる慢性型があります。

症状が進行すると、鱗が松かさ状になることから「松かさ病」とも呼ばれているのが立鱗病です。

体表各部の出血や食欲不振、腹部膨張と赤斑病との共通も見られますが、松かさ状まで進行がすすむと治癒や回復は期待できません。

水温が低いときや水質が悪化しているときに多く発症します。

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最大の予防策は良好な飼育環境

エロモナス菌は、強い病原性を持たない淡水中の在中菌です。

そのため、頭や尻尾など赤斑やお腹が膨らむは症状は、メダカの体力や免疫力の低下が原因と考えられます。

赤斑病と立鱗病に共通する発生環境は、水温が変化していたり、水質が悪化していたりしていることです。

水温の急激な変化を避け安定させる、常に水質の向上を心掛けるなど、良好な飼育環境がエロモナス菌による病気の発症を抑える予防策といえるでしょう。

まとめ

今回は、メダカの病気について見てきました。

これらの病気の治療には、経口投与や薬浴、抗生物質や抗菌剤の注射などがありますが、いずれも発症初期での対処が望まれます。

メダカに対する日頃の注意が大切ですね。

飼育環境の良さが病気の発症を抑えます。

糞などの排泄物の影響を常に考えておきましょう。

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