メダカのエラが腫れたように見えて、開いている!
中は赤くなっているし、白くなっている子もいる!
え?なになに病気?!
しかし、パニックになってはいけません。
エラの赤い原因は2通り
細菌性疾病の場合
エラに菌が寄生し、細菌性エラ病と言われています。
(カラムナリス菌) エラにある小さな傷から菌が入り、発症します。
寄生虫の場合
エラに寄生虫が付着します。
- ギロダクチルス:ほとんどの場合新しいメダカを水槽に入れた時に一緒についてきます。
- ダクチロギルス:寄生虫の場合は接触感染なのでメダカからメダカへ広がっていきます。
または、サイクロキータ(トリコジナ)という微生物もエラに寄生することがあります。
エラ病ってどんな病気?
エラにできた傷に細菌や寄生虫が付いてエラが腫れて酸素を取り入れることができなくなくなる病気です。
エラは、大事な呼吸器です。
その機能が悪くなれば、命の保証はできません。
また、エラ病は進行が早いのが特徴です。
気付かずに放置すればエラ腐れ病に悪化して数日以内に亡くなってしまいますが、初期症状に気が付いて適切な治療をすると1日ほどで治る病気です。
症状
第1段階では、エラに黄白色の点々が見え、酸欠状態になるため水面近くでの鼻上げ行動がみられるようになります。
第2段階に進むと、エラ蓋が赤黒く腫れ、エラ蓋が広がりまくれ、赤いエラが見えるようになります。
第3段階では、さらに悪化して白いエラになり、エラが腐ったように溶けていってしまいます。
呼吸ができなくなり、酸欠になります。
エラ病の予防
エラ病の原因である寄生虫・細菌を発生させないことが予防となります。
そのためにも餌のやりすぎで水質の悪化防止のために、定期的な水入れ換えで水質を維持すること、水槽との水質を極端に変わるようなことは避けましょう。
まとめ
早期発見・早期対処がメダカの命を救います。
かわいがっているメダカをお星様にしないためにも、知識を身につけておきたいですね。
まくれたエラは元には戻りませんが、適切な処置で元気になります。
そして、1番の予防は水質管理です。
基本をしっかり守っていくことをお願いします。