メダカを飼育していると「あれ?何かかいつもと違う」と異変に気付いたり、知らず知らずの内にメダカが病気や変形をしていたということになってたりします。

そのような時にも慌てないように、メダカがかかりやすい病気などのことについて考えてみたいと思います。

メダカ 病気 変形

メダカの病気と症状と原因と対処方法は?

メダカがかかりやすい病気にはどのようなものがあるのでしょうか。

病気の種類によって原因や対処方法も違いがあると思います。

メダカの病気の種類

尾腐れ病、白点病、松かさ病、水カビ病、過抱卵病、立ち泳ぎ病などがかかりやすいです。

病気の症状

  • 尾腐れ病:尾ヒレの末端部がだんだんと短くなります。
  • 白点病:体表に白い点が現れ、放置すると全身に広がります。
  • 松かさ病:鱗〈ウロコ〉が立ってささくれた状態が松かさのように見えることが名前がきています。
  • 水カビ病:表皮にカビが付着して細胞を破壊します。
  • 過抱卵病:メスの腹部が異常に腫れます。
  • 立ち泳ぎ病:腹部がぺっちゃんこで、頭を上にして泳ぎます。

などがかかりやすい病気です。

病気になる原因

尾腐れ病は、カラムナス菌が寄生して感染し尾腐れ病が発症します。

過密飼育での水質悪化やストレスが引き金となる場合が多いです。

白点病は、原生動物の繊毛虫の感染症で白点病が発症します。

水温と水質の急変で体調が崩れた時に発症しやすいです。

松かさ病は、エロモナス菌の感染で発症します。

体調を崩した時に発症しやすいです。

水カビ病は、水カビ菌の感染により発症します。

体調が悪く水温が低いと発症する場合があります。

過抱卵症は、雄がいない場合や相性に良い雄が少ない場合にも発症します。

立ち泳ぎ病は、ハッキリした原因は不明ですが、Micobacteriumと言う細菌感染も疑われます。

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病気の対処方法

尾腐れ病の場合は、メチレン入りの0.3~1%塩化ナトリウム水溶液に沐浴させます。

薬浴して1日目は餌を与えないで、2日目から食欲があれば少量の餌をあたえます。

3日目以降は水質が悪くなったら水換えをします。

様子を見ながら1週間沐浴を続けます。

白点病の場合は、30℃程度の高温で0.3~1%塩化ナトリウムとニューグリーンFとの薬浴を1週間以上行います。

松かさ病の場合は、尾腐れ病と同じようにメチレン入りの0.3~1%塩化ナトリウム水溶液に沐浴させます。

沐浴して1日目は餌を与えないで、2日目から食欲があれば少量の餌をあたえます。

3日目以降は水質が悪くなったら水換えをします。

様子を見ながら1週間沐浴を続けます。

水カビ病の場合は、メチレンブルー、グリーンFなどによる薬浴また0.3%~1%程度の塩浴を行います。

水温は高めの27℃~29℃で安定させます。

過抱卵病は、相性の良い雄を入れることで回復します。

立ち泳ぎ病の場合は、Micobacteriumの感染の場合は市販のキッチンハイターを1000倍に薄めて40~60秒つけます。

メダカが変形してしまう原因と対処方法は?

メダカが変形してしまう原因はどのようなことでしょうか?

変形する原因はなんでしょう?

改良品種のメダカは遺伝的な変形を血筋に持っていることも珍しくなくなくて、一般に流通する一部の品種や系統ではその血筋のメダカのほぼ全てに何らかの変形が現れている可能性があり注意が必要です。

変形の一つで背曲がりと呼ばれる変形があります。

まとめ

飼育しているメダカの病気などを見つけたら、早めに対処をすれば少ないダメージで済みますし早期回復が望めると思います。

メダカを毎日よく観察して早期発見することが大事だと思いました。

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