メダカは人になつかないのかと言われるくらい隅っこや水草の陰に隠れますよね。
生き物の中には飼育するとき障害物を設置して隠れ家を作ってあげないといけない生き物がいます。
今回はそんなメダカの隠れるときの行動について中心に書いていきたいと思います。
メダカと生態系について
基本的にメダカのような小さく、攻撃性の少ない生き物は、襲っても返り討ちにされることは少ないため、多くの肉食性の動物や昆虫の餌となります。
そのためたくさん卵を産んで、種の分母を増やすとともに、できるだけ隠れて今日まで生き延びてきました。
そのような習性が根付いているメダカですから、透明な水槽に何も隠れる場所がないというのは、多くの生物に位置がばれるのと同様ですので、大変なストレスになります。
あまり長くこの隠れる場所がない状態が続きますと、餌を食べなくなってしまったり、病気になってしまったりするので気をつけましょう。
理想の飼育環境について
メダカの隠れる場所を作ってあげるときは、流木や水草、植木鉢などの素焼き版で完全に外から隠れられるようなものを入れてあげるとよいでしょう。
水草などもとても効果的で、元気にそのまま育てば卵を産み付けることがあります。
底砂ですが、色が白くて光を反射するものだと落ち着きがなくなりがちですので、黒いものを入れましょう。
底砂の方にはウィローモスなどの藻を漂わせてあげるとそこに隠れたり、卵を産み付けたりと一石二鳥なのでおすすめです。
余談ですが、小さな淡水生のエビを飼育しますと、たくさん増え、余分な有機物を食べてくれますので、水を綺麗に保ってくれます。
余裕があったらメダカと一緒に育ててみると、見栄えもよく生き物豊かなアクアリウムが出来上がると思います。
とにかくメダカを完全に隠せる場所を作ってあげましょう。
メダカすくすく成長中(*^^*)手狭になって来たのでアクアリウムなるものに挑戦🔰本買ったりネット見たりで始めたものの、まぁ水草植えるがなかなか難しい´д` ;お引越ししたメダカちゃんはかくれんぼしたり追っかけっこしたりと楽しそう♫子どもの頃工作で水族館作ったなと思う夏(^^) pic.twitter.com/9HkES05iSB
— Kei (@m_kei527) 2017年8月23日
まとめ
メダカの水槽に水草と流木は非常に相性が良いです。
流木を使う場合は海から持ってきた場合はきちんと水で十分洗ってから使用しましょう。
隠れないと健康に生きていけないというのはもっと観察してみたいという人にしたら物足りないように感じると思いますが、メダカも懸命に生きているので温かく見守ってあげましょう。