メダカが産卵に適した状態になってくるにつれて、お腹が大きく膨らんできます。

しかしどう見ても大きすぎるときがあり、卵が腹部で放出されずに詰まっている可能性があります。

今回はそんなメダカの卵つまりに関する内容を中心に調査していきたいと思います。

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なぜお腹に卵が詰まるのか

メダカのメスは産卵に適した状態になると栄養を蓄えます。

栄養が蓄えられてくると腹部の前部の方に肝臓やエネルギーを蓄える臓器がありますので、この部分が膨らんでくるという訳です。

続いて性成熟し、卵巣が産卵を行える状態になってくると、後部のほうが膨らんできます。

栄養、時期ともに十分になってくると、腹部全体がきれいに丸くなっていき、産卵を行います。

これが健常なメダカのメスの産卵の流れです。

腹部に卵が詰まってしまう原因としては、この性成熟を迎えてもパートナーと巡り合えず、体内に卵だけが蓄積されてしまったり、何らかの不具合で卵がうまく体外に放出できなかった時に起こります。

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腹に詰まったときの対処

腹部に卵が詰まってしまうというのは放っておくと命に関わります。

お腹が膨れすぎで破裂したり、臓器を痛めつけたりしますので、命に関わります。

できるだけ見かけたら対処するようにしましょう。

対処法ですが、マッサージなどが有効のようです。

網ですくってお腹をお尻の方めがけてゆっくり通すなどを繰り返してみましょう。

メダカは素手で持つとやけどをすることがあるので、なるべく軍手など厚手の手袋などをするとよいでしょう。

腹部へ刺激を与えることで、体内に蓄えられた卵が放出されることがあります。

無精卵である場合もありますので、孵らないからと言って落ち込むこともありません。

むしろ親メダカが助かればまたすぐにたくさんの卵を産んでくれるでしょう。

まとめ

メダカの卵つまりは見ていて明らかに異常を感じるほどのものです。

まれに自然に治癒することもありますが、ほとんどの場合は命を落としてしまいます。

見かけたらすぐに助けましょう。

有精卵である場合もありますが、無精卵であることも多いです。

卵はしばらく様子を見て別水槽に隔離しましょう。

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