子供達も夏休みになり、川で魚を、山で昆虫などを採ってきていませんか?
喜んで採ったのも束の間、最初の数日はちゃんと飼育するのに気付けば飼育がお母さん達の仕事になったりしますよね・・・。
そんなに魚や虫に詳しくない!って思うお母さん方も多いと思います。
そんな今回は意外と知らないメダカの病気である松かさ病についてご紹介します。
あなたのお家のメダカは大丈夫ですか?
松かさ病とは
メダカを何度か飼育したことがある人はご存知かと思いますが、初めて病名を聞く方もいるのでは?
恥ずかしながら筆者は「松かさ病」を初めて知りました!
松かさ病とは普段綺麗に横並びしているメダカの鱗がまさかの立ってしまうのです!
そんなこと有り得るの?!と思いますよね。
でもあり得るのです。
そんな鱗が立った様がまるで松かさのようだ!とのことから病名は松かさ病と名付けられたのだとか。
飼い主はきっとご自分の飼育の仕方を責めてしまいますよね。
ですが、この松かさ病は飼育が原因ではありません。
そのメダカ自体の体調不良や感染症なのです。
メダカは個体ではなく、何匹かで飼育すると思います。
まず、この松かさ病のメダカを発見したら隔離して他のメダカへの感染を防ぎましょう。
治療方法は
こんなに小さな魚の体調不良だなんて治療方法はないと思ってしまいますよね。
ですが諦めるのはまだ早いです。
上記でも触れましたが、松かさ病のメダカを発見したらまずは隔離です。
そして感染したメダカを塩化ナトリウム水溶液で沐浴させてあげてください。
沐浴なんて人間の赤ちゃんにしかしないと思いますよね。
ですがメダカでもするのです。
沐浴をしたらその日は餌は与えずに様子を見ましょう。
次の日からはメダカの様子を見つつ、食欲がありそうでしたら餌を与えてみてください。
これを5日~1週間根気良く続けてあげましょう。
もちろん、その間に水質が悪くなったらこまめに水の交換も忘れずに。
病状が良くなったらお友達の元へ戻してあげましょう。
ですが、感染症です!
また感染する可能性もあるので注意して様子を見ましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
松かさ病知らない方もいますよね。
メダカはとても小さい魚なので、病気になってしまうと発症が早く周りのメダカへも感染させてしまいます。
松かさ病になってしまったメダカはもちろん、他のメダカを守るためにもこまめに水槽を覗いてメダカの健康状態を見てあげましょう。