メダカを飼育するときに考えなければいけないのは、周囲の刺激だと思われます。
メダカだけでなく、生き物を飼育する際に共通して言えることだと思いますが、不快な刺激をたくさん受けるような環境では、早くに寿命を迎えてしまう可能性があります。
今回はそんなメダカの刺激に関する内容を中心に書いていきたいと思います。
負担となる刺激
ずいぶんと大雑把になってしまいますが、ここでは負担となる刺激を、メダカの健康を損ねてしまう刺激としましょう。
まず、メダカにとって水流は代表的な負担となる刺激であります。
メダカは比較的適応力の強い生物ですが、小川の中の緩やかな変化である場合のみを指すようです。
水流が完全によくないというわけではないようですが、常に発生させていたり、早すぎないよう調整をしましょう。
その他には水合わせを一度に行うことです。
通常は3分の1、多くて半分を1日かけて行うのが基本となります。
それ以上の量を一度に取り換えてしまいますと、急激な環境の変化がストレスとなり、排せつ物を出すペースが早まったりします。
こうなってしまうと水も汚れてしまいますし、掃除が大変になります。
緩やかなペースで刺激を抑える工夫をしましょう。
健康・快適に過ごすには
メダカは体も小さく、攻撃性も少ない弱い生き物です。
その為身を隠したりと臆病になる必要が生き延びるためにはあります。
なので、すくったり、別の水槽に移したり、と言った負担をかける作業をできるだけ短い時間で終えるようにしましょう。
そのような作業を終えたら、じっくりとメダカを休養させて、回復するまで待ちましょう。
それと水草も何もない環境で飼育することも避けましょう。
メダカは隠れることによって安心して休んだりする生き物なので、周囲からどこでも自分の居場所がわかる状態ですとストレスになります。
何か隠れ家を与えてあげましょう。
( ´ ▽ ` )メダカのおうちである睡蓮鉢は、隠れ家用に入れたホテイアオイが増えてきました。
先月あたりから子メダカが水面近くでスイスイ泳いでいます。 pic.twitter.com/BquRyjR5nH— 陽之介 (@halnoske) 2017年6月4日
まとめ
以上にあげたようにメダカは繊細な面を持ち合わせています。
騒音や強烈な光は私たちも嫌がりますよね。
それと同じようにメダカにも耐えられない部分があることを把握し、そういった刺激を避けることで、より楽しい共同生活を送っていただければと思います。