単刀直入に言うと、よほどの暗室でない限りはメダカに照明は必要ありません。
では何のために照明を用意するのでしょうか?
それは大きく分けて3つの要素がありますので順を追って説明していきます。
何のために照明を用意するのか
観賞用のため
まず一つ目は見栄えです。
ライトをつけると水槽の細部まで綺麗に見えますので、観賞をする上では必須と言えるでしょう。
繁殖のため
メダカが繁殖を始めるのは最低で15℃以上の気温と13時間以上の日照時間が必要となります。
照明が必要な場所ですから、大抵は室内を予想していると思います。
室内で繁殖を行いたいのであればやはり長時間の照明の点灯が必要となってきます。
水草のため
水草を水槽に入れるのであれば、光合成をさせたほうが、水質や酸素の供給の面からも都合がいいと考えられます。
また、光を当てることで水草の成長を促し、レイアウトも楽しめるので、水草を用意するならば照明は必須ともいえるでしょう。
照明の種類
照明の種類は大きく分けて4つになります。
それらは以下の通りとなります。
- 蛍光灯
- LED
- スポットライト
- メタルハライドランプ
蛍光灯
様々な製品が安価で手に入るもっともポピュラーな照明です。
より明るさが必要であれば、インバーター方式の蛍光灯の購入をお勧めします。
LED
近年主流になってきている照明です。
消費電力、低発熱、長寿命と蛍光灯よりも優れている点も多いですが、購入価格が蛍光灯よりも高いため必要かどうかは十分検討したほうが良いでしょう。
また色も様々ですので、水槽の演出にも一役買ってくれるでしょう。
スポットライト
主に夜間の観賞にお勧めです。
寝付いた魚を起こさずに観察できるといったメリットがあり、魚の違った一面を見ることができます。
メタルハライドランプ
最近普及してきた照明で、非常に強い光を放ち、水槽を綺麗に演出します。
また水草の成長をよく促し、水草の茂った水槽を作るのによく貢献してくれるでしょう。
メダカの水槽の照明には値段がとても張るので、よく検討してからの購入をお勧めします。
コケだらけ草ボーボーほったらかしメダカ水槽も照明の加減でいい感じに映りますな。 pic.twitter.com/mYlfrR7NxQ
— ひなたろAQ (@hina_taro24) 2016年12月21日
まとめ
照明の点灯時間が長いと藻やコケの発生の原因となるので、照明の種類に関わらず、点灯時間は一日を通して8時間以内となるように調節してください。
水槽用のタイマーなどが市販されていますので、必要であればそちらを購入しメダカの飼育をより楽にするに役立ててみてはいかがかと思います。