メダカの飼育が上手くいくようになると、びっくりする程数が増えてきます。

ひょっとしてこれって売ったらいいサイドビジネスになるのでは?と、考える方もいらっしゃるかもしれません。

今回はメダカの販売についてまとめます。

メダカ 売りたい

メダカは売ることができるのか

そもそも、一般人がメダカで商売をすることができるのでしょうか?

必要な資格

実はメダカは、誰でも自由に販売することができ、一切の資格、免許、許可等は必要ありません。

もし、個人事業として行う場合は、税務署に開業届を提出する必要があります。

商売を始めるにあたって、注意すべきこと

もし販売を考えているメダカが、元々野生のメダカだった場合、注意が必要です。

野生のメダカは絶滅危惧種に指定されているため、現在飼育・繁殖させることはできますが、販売を目的とした野生メダカの採取は禁止され、販売することもできません。

また、特定のメダカの品種に商標登録がされている場合も注意が必要です。

既に商標登録されている名称を使って無許可で販売してしまうと、違法となり損害賠償を請求される場合があります。

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メダカの販売先

一般的な方法としては、観賞魚の問屋さんに卸すか、野菜などの直売所等で売る方法があげられます。

また最近ではヤフオクなどネットを使って販売している方もいらっしゃるようです。

メダカの種類と相場

アクアショップに通っている方はご存知かと思いますが、現在メダカは改良が進んでおり、十数種類の品種が流通しています。

価格は品種によってかなり差があり、1匹30円程度のものから1,000円以上で取引されている品種もあります。

驚くことに、1匹100万円で取引された品種もあるそうです。

現在人気のあるメダカは「楊貴妃」と呼ばれる、通常のメダカよりも色味の赤いメダカです。

観賞用メダカとして、昨今のメダカブームの火付け役になったとも言われている品種です。

その他、ごく一般的なメダカではなく、品種改良され色や形の珍しいメダカが好まれ、単価も高い傾向にあります。

必要経費を考える

本格的にメダカでビジネスを考える場合、それなりに繁殖環境を用意する必要があります。

また、しっかりとした収入を目的とする場合は、一年を通じて繁殖させる必要があるため、温室を用意する必要があります。

初期費用として飼育環境の整備(水槽、フィルター、屋内であればカビ対策)が必要であること、また維持費として水道代、電気代がそれなりにかかってきます。

まとめ

今回はメダカの販売についてまとめました。

メダカは生き物ですので、必ず繁殖してもらえる保証はありません。

維持費などを考慮すると、ビジネスで始める場合は相当の決意が必要だと思います。

ちょっと数が増えたから、という安直な気持ちでビジネスとして始めてしまうと、痛い目を見てしまうかもしれません。

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