メダカの卵がかえって成長する姿が楽しくてしょうがないという方もいると思います。
よく観察してみると同時期に生まれたメダカでも成長速度が大きく異なる個体がいることに気が付きます。
今回はそんなメダカの成長について記事を書いていきたいと思います。
成長期間について
メダカの成長期間ですが、早い個体で年内に生まれて年内で産卵できるという個体もいるほど成長速度が速いです。
パワーフィーディングという方法もあり、成長期にガンガン餌を与えることで、成体になる速度を早めたりする方法もあります。
ですが餌を食べ損ねて、栄養を摂取できない個体はほかの個体に比べて成長の速度が遅くなったりすることも事実です。
実際に成体のメダカと稚魚のメダカを一緒に泳がせるのは、時期で判断するのではなく大きさで判断します。
1ヶ月でも十分成長していれば混泳が可能ですし、3ヶ月でも大きくなければ親に食べられてしまうこともあります。
成体のメダカと稚魚のメダカを一緒に泳がせる目安としては1㎝以上の大きさにしましょう。
成長を促す条件
成長速度を促進させるのは餌以外にも日照時間が影響しているそうです。
メダカは日光や光に当てることでビタミンなどの栄養を作り出すことができますので、暗いところでは栄養が不十分になりやすいということです。
また、免疫能力も低下しますので、病気がちの生命力の弱い個体に育つ可能性が高くなります。
十分に日の光やライトの明かりが当たる箇所に水槽を設置しましょう。
また、大きな水槽を使うことで成長を促すことができるようです。
狭い水槽ですと大きくなりにくい傾向があるようです。
同種でも小さな池のものより、琵琶湖のような広大な場所のほうが大きく育っているという報告もあるそうです。
以上のように成長が止まっている場合は栄養や大きくなろうとする遺伝子を刺激する要素が足りない状況と言えるでしょう。
部屋を一回り大きくしました。
メダカさん、9匹になってから1匹も落ちることなく随分大きく成長しました!
これからの季節が不安ですけどね… pic.twitter.com/BWwe75noXH— 電鳩@うちの動物専用垢 (@kingfisher_pet) 2017年11月16日
まとめ
メダカの成長速度は周囲の環境の影響を大きく受けるということがわかりました。
上手な人ほど早く大きく育てることができるということですね。
せっかく生まれてきた稚魚ですから早く大きくなって水槽を華やかにしてほしいですね。