ヒメダカは、比較的丈夫で水温調整をすれば、年中飼うことができることから、飼育しやすい魚としても知られているようです。
そんな、丈夫で飼育しやすいといわれているヒメダカですが、寿命はどのくらいあるのでしょう。
飼育方法と合わせてご紹介したいと思います。
ヒメダカはどんな魚?
ヒメダカを飼育する前に、ヒメダカについて少し触れておきましょう。
ヒメダカとは、日本に昔から生息している黒メダカを品種改良されたものだといわれています。
たくさんの品種のメダカが品種改良されて誕生していますが、ヒメダカはその中でも、先駆け的な存在だといわれています。
体の大きさはおよそ3㎝から4㎝で、体色は赤っぽいオレンジ色をしており、オスはメスよりも長くしなやかな尾っぽを持っているのが特徴なんです。
ヒメダカの飼育
ヒメダカは、飼育しやすいことでも知られています。
飼育するときは、水温と水質に注意すると年中楽しんで飼育することができるようです。
水温は、20℃から28℃前後で、春から夏くらいの水温にしてあげると元気に泳ぐ姿が見られるといわれているんです。
飼育は屋内でも屋外でも可能ですが、ヒメダカのような品種改良種のメダカは、野生のメダカに比べると低温期になる冬場は苦手で、屋外で越冬させるときは防寒対策を十分に行う必要があるようです。
ヒメダカの餌
ヒメダカは、何でも食べる雑食性の魚で、ボウフラやイトミミズ、赤虫などの動物性の餌や、水苔や水草などの植物性のものも好んで食べるみたいです。
また、栄養バランスが良いといわれているメダカや熱帯魚用の粉末の餌にも食いつきぐ良いようですね。
ヒメダカの寿命
元気で丈夫なヒメダカですが、平均寿命はどのくらいあるのか気になりますよね。
ヒメダカの平均寿命について調べてみると、意外にも短く1年から3年くらいだといわれているんです。
よほど、水槽管理を完璧にしていても3年くらいの寿命となるようです。
特に、屋内のように水温管理ができている場合は大丈夫ですが、季節に左右される屋外での飼育されているヒメダカは越冬などが上手くいかない場合が多く、寿命が短くなるともいわれています。
まとめ
ヒメダカの飼育。平均寿命はどのくらい?についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
ヒメダカは、元気で丈夫なことから初心者でも飼育しやすい魚なんですよね。
けれど、平均寿命は1年から3年くらいでそんなに長い寿命ではないようなんですね。
それでも、元気に過ごせるよう良い環境作りをしないといけませんね。