メダカの繁殖で卵や稚魚を守るための隔離方法！ネットなどを使うタイミング！

メダカを飼育する楽しみの一つとして、メダカの繁殖、増殖ですね。

水槽の中に見つけた卵や胚芽の成長、稚魚の成長に気づいてしまうと、次のステップとしてメダカの繁殖、養殖に心惹かれてしまいます。

確かに最初のうちは簡単だったと思っていた産卵から成魚までですが、いざ本格的に取り組んでみると成魚になるまでには幾多の困難も見つかります。

ようやく産まれた卵を、そして孵化した稚魚を少しでも多く成魚まで育てたいと思うようになります。

卵や稚魚を守るネットのタイミングについて

せっかく生まれた卵をしっかり成魚まで育てるには、彼らの生存競争があることも知っていなければなりません。

まずは卵を守ることですね。

メダカの産卵は、卵を持ったメスのおなかをオスが刺激して産卵させて体液を出します。

メスは水草の根などにお腹をこすりつけるようにして産卵します。

そのため基本的には有精卵となりますので、完全ではないにしても無精卵の心配は少ないようです。

この産まれたばかりのすべての卵をうまく孵化させるまで、また稚魚が成魚になるまで、安全な場所に隔離して、同じ水槽に飼育している成魚などから守ってあげることが大切な対策となります。

多くの方が行っている隔離の方法ですが、産卵を確認したこのタイミングで、水草の根についた卵を水草と一緒に別の飼育容器（サテライトとも言います）に移して隔離します。

約10日間飼育容器の中で卵が稚魚に孵化するのを待つことになります。

最近では卵や稚魚を隔離する方法として、同じ水槽に浮くネットを浮かせて、そのなかに卵を入れて同じ水槽で隔離して卵や稚魚の安全を守ることもあります。

もちろん卵や孵化した稚魚が通り抜けない小さい目のネットにして、成魚やほかの外敵が入ってこないようにします。

まとめ

メダカという小さな魚ですが、飼育することでメダカへの愛情が生まれ、いつのまに癒されている自分に気づきます。

この喜びをもっと多くの人に届けたくなって、メダカの繁殖が始まる流れになっていくようです。

産まれた卵を一個でも多く成魚まで成長させたい。

そして次の人にこの喜びを届けたい。

この素晴らしい流れを作るのが、ネットや浮袋を使って、卵、稚魚の隔離という保護対策です。