ビオトープって何?と初めて聞く人もいるのではないでしょうか。
ビオトープとはドイツ語で「生態系がある自然」「生物生息空間」という意味です。
日本では庭の水辺や鉢で生態系を人工的に再現したもののことをビオトープと呼んでいます。
最近そんなビオトープでメダカを飼うのが人気です。
メダカのビオトープは室内飼育の様に人間が餌をあげることもせず、ほとんど世話は必要ないので飼育も簡単です。
ビオトープを始めるのは難しそうと思っている人もいるかもしれませんが、意外と簡単に水槽を立ち上げることが出来ます。
ビオトープの作り方を見てみましょう。
ビオトープにはメダカがお勧め
ビオトープに入れる水棲生物は何でもいい訳ではありません。
ビオトープは水を汚しにくく、水温や水質の変化に強い水棲生物が向いています。
特にメダカはビオトープに向いています。
他にミナミヌマエビ、アカヒレ、タニシなどもビオトープで飼育できます。
ビオトープと作るのに準備するものは
ビオトープの水槽を立ち上げる前の必要なものを準備しましょう。
必要なものは意外と多くありません。
主に容器、底床材、水草が必要です。
容器は屋外に設置しても耐えられる強度があって、メダカを飼うのに適した水量が入れば何でもいいでしょう。
お勧めの容器は睡蓮鉢です。
他に、ホームセンターで手軽に購入できるプランターやバケツでもできます。
底床材は砂利や赤玉土などを入れます。
底床材はバクテリアを住みつかせる役割に必要です。
水草はお好みの物を選びましょう。
水草の種類でビオトープの印象が変わります。
水草はアナカリス、マツモやホテイアオイなどはメダカとも相性が良いのでオススメです。
他にカルキの抜けた水も用意しましょう。
市販のカルキ抜きはすぐにカルキ抜きできるので便利ですが、水道水を2.3日バケツにはって放置する方法でもカルキが抜けます。
さっそくビオトープを立ち上げよう
準備が揃ったらビオトープの水槽を立ち上げましょう。
- まず容器、底床材、水草は良く洗います。
- 最初に容器の中に底床材を入れて、カルキを抜いた水を入れます。
- 次に水草を入れれば完成です。
ただここですぐにメダカを入れるのではありません。
水質を安定させる必要があります。
2週間ほど日にちをおいてからメダカを入れます。
メダカを入れればビオトープの完成です。
あとは落下物の危険が無く、直射日光の当たらない適切な場所に設置しましょう。
メダカ用の睡蓮鉢ビオトープ完成だー!睡蓮の成長はこれからだけど。早く育てたメダカを引っ越しさせたいです pic.twitter.com/HgeiJTgmJX
— 7CHIMA6* (@yuki_nachi) 2017年6月11日
まとめ
メダカのビオトープは必要な材料も少なく、ホームセンターで手に入るものばかりなので手軽に始めることが出来ますね。
ビオトープを立ち上げてからすぐにメダカを容器の中に入れることが出来ないので、先にメダカを飼ってしままずにタイミングを考えてメダカを購入するように気を付けましょう。