ヒメダカは混泳をしても比較的他の魚とも相性が良いといわれているようです。
それでは同じメダカの仲間同士の相性は、どうなのでしょう?
今回は、ヒメダカと黒メダカの違いや混泳方法についてお届けしたいと思います。
ヒメダカの特徴
ヒメダカは、メダカが品種改良されたもので、かなり古くに改良されたことから、改良種のはじまりの品種だともいわれているんです。
メダカといえばヒメダカというくらいポピュラーな品種だといわれているんです。
大きさは4cm前後で体の色は赤っぽいオレンジ色で、オスとメスは同じ色なんです。
黒メダカの特徴
黒メダカは古くから日本で親しまれている野生のメダカで、生息地は、日本のほかに台湾、中国、朝鮮半島などでも生息しているといわれているんです。
大きさは4cm前後で、色は黒っぽい茶褐色だといわれており、オスとメスは同色なんです。
体全体がうろこでおおわれているのが特徴です。
黒メダカは野生のメダカで最近ではあまり見かけることが少なくなっており、絶滅危惧種に指定されているほどなんです。
ヒメダカと黒メダカの違い
ヒメダカと黒メダカの一番の違いは、見た目の色でしょう。
黒色色素を持つ黒メダカに対して、ヒメダカは黒色色素を無くすために改良されたため、黒色色素を持たないといわれているんです。
その代わり、黒メダカと同じ黄色色素を持っているため、赤と黄色が混ざりオレンジっぽい色目になっているといわれています。
どちらも丈夫で飼育しやすいといわれていますが、品種改良をされているヒメダカは野生の黒メダカに比べるとあまり丈夫ではないようなんです。
また、冬場の低温でも元気な黒メダカに比べると、ヒメダカは冬場の低温には弱く、屋外での越冬は厳しいともいわれています。
ヒメダカと黒メダカの混泳
ヒメダカと黒メダカの混泳ですが、もともとヒメダカの原点でもある黒メダカですので、混泳させても大丈夫のようです。
オスとメスで、一緒に混泳させると雑種のメダカが誕生することも多いようです。
特に黒メダカはとてもデリケートなため、混泳するヒメダカの性格が強かったり、個体の大きさが違いすぎるとストレスを受けて弱ってしまうこともあるため注意が必要だといわれています。
同じ大きさで、突いたり攻撃したりしないような相手を選んで混泳させると良いようですね。
まとめ
いかがでしたか?
ヒメダカと黒メダカの違いや混泳方法についてご紹介しました。
ヒメダカと黒メダカの混泳は、お互いに同じ大きさや穏やかな性格の相手を選ぶようにするといいようですね。