以前は北海道を除けば、日本中で目にすることができたのですが、最近は野生のめだかを見かけることは減ってしまいました。
ペットショップでいつでも目にすることはできますが、実は絶滅危惧種に指定されている魚です。
可愛らしくて親しみもあり、最近はめだかブームということもあって自宅で飼い始める人も増えているようです。
めだかの親が卵や稚魚を食べるのはなぜ?
めだかは飼いやすい淡水魚なので、初めて選ぶ魚としてもおススメと言われています。
屋外で飼っている人も多いので、温度管理や水質管理もそれほど難しくはありません。
最近は野生のめだかを見かけることはほとんどなくなってしまったので、手に入れるには購入するか、またはめだかを飼っている知人から分けてもらうと良いでしょう。
自宅の水槽で飼い始めて、運良く稚魚が産まれれば数も増えて賑やかになり楽しさも増えるのではないでしょうか。
せっかく産まれた卵や稚魚ですが、いつの間にか水槽から1匹残らず消えていた、という経験をした飼い主も少なくないようです。
実はめだかの親が卵や稚魚を食べることが多いのです。
自分が産んだ卵やせっかく孵化した稚魚を親が食べるのはなぜ?などちょっとした疑問を持つ方も多いかもしれませんね。
野生のめだかは広い川や池、沼、田んぼで生きていおり、自分が産んだ卵や孵化した稚魚を目にすることはほとんどありません。
そのため間違って卵や稚魚を食べることはないのですが、狭い水槽では、自分が産んだ卵や孵化した稚魚に出会うことはとても簡単です。
熱帯魚の中には自分の産んだ卵や稚魚を守る魚もいるのですが、めだかは目の前の卵や稚魚が自分の子供か、餌かわからないので、知らずに食べてしまうのです。
自分が産んだ子なのになぜ食べるの?などとガッカリすることになる前に、他の水槽を準備しておき、卵や稚魚を見つけたら、親から離して育ててあげましょう。
まとめ
めだかの親が自分の子供を食べるのは、めだかには自分の子供か餌か分からないからです。
それが水槽でめだかの繁殖が難しいと言われる理由のひとつです。
卵を産みそうなめだかを見つけたり、卵や稚魚を見つけたら他の水槽に分けてあげましょう。
上手くいけば同じ水槽で親子が泳ぐ姿を見ることができる日が来るでしょう。