メダカに限らずどんな魚も一日の中で数時間は眠るといいます。
眠りの状態というのがしっかり眠るものではなく、ぼーっとしている状態、いわゆるレム睡眠なのです。
きっといつでも外敵から身を守らなければならないという習慣性の意味もあります。
とはいえ、飼育する以上はできるだけメダカが求める環境に近い状態を作ってあげたいものです。
メダカの室内飼育で気になること
- メダカは眠るのだろうか
- 暗いと餌を食べられないのでは
- 一晩中ライトが必要なのだろうか
- どの程度の明るさが良いのか
- 産卵は暗いほうがいいのか
などなど気になります。
メダカの睡眠時間は、約3時間程度がおすすめのようです。
通常の夜間室内灯の明るさは一応暗い時間帯になります。
人間と同じような6~7時間という消灯時間では明るさが足りないということになりますが、ライトのつけっぱなしもダメなのです。
最低でも、室内灯照明だけの明るさの3時間を睡眠時間とするなら、それ以外の時間はライトをつけておくようにしてくださいということになります。
また、使うライトの色と明るさですが、LEDランプの場合青色とかもよく使われております。
明るさは7w(最低5w)程度が良いようです。
ライトが必要な理由は、水中の餌を見つけるためでもあるのですが、メダカは暖かくて日照時間が長い時期の明るくなり始めた時間から産卵・繁殖する生物なのです。
明るさが必要なしっかりした理由があるのですね。
まとめ
生物が生きていく世界には、特殊な場合を除き、昼の明るい時間と夜の暗い時間があります。
その中でもそれぞれの生物独特の生活時間帯があります。
メダカにも生きるための生活時間帯があることもわかりました。
日頃の飼育観察の中でどの時間帯にどんな動きをしているか、メモなどに記録して残しておくとメダカの好む生活環境を守ってあげられる立派な参考資料として役に立つと思います。
楽しそうに泳いでいるメダカの学校が出来上がることを願っています。