水槽で生き物を飼育している方はよく見かけると思いますが、貝のような生き物が紛れ込んでいると思った方もいらっしゃると思います。
これはスネールと言って貝の仲間ですが、メダカに害を及ぼすことはありません。
しかしその繁殖力は厄介であることがしばらくするうちにわかってくると思います。
今回はそんなスネールについて調査していきたいと思います。
スネールとは
サカマキガイやモノアラガイのことを指します。
正確にはこの2種類だけでなく、この貝に属している仲間のことを指すのですが、一般的によく見かけるスネールがこの2種なのでそう呼ばれているそうです。
生息地は用水路などの様々な養分が溶け合った場所にいます。
また適応力も強く、酸素の少ない水域でも生活することができます。
メダカを捕食するといった害はないのですが、何分繁殖力が強いのが厄介となります。
水温が良ければ一年中産卵し、一度に数十から100個以上の卵を1,2日の短い期間で産み付けます。
なので気が付けば大繁殖してしまい、アクアリウムの警官が台無しになってしまうという訳です。
駆除方法について
薬剤の投与が手っ取り早いですが、共生している生物にも非常に悪い影響を与えますので、メダカなどは全滅してしまう恐れがあります。
天敵となる生物にはスネールキラーという種類の貝がいますので、そちらの方を購入してみるといいかもしれません。
但しスネールキラーの捕食頻度はあまり多くなく、数の増加を緩やかにすることはできますが、土の間に挟まった卵などは取り除くことが難しいので、あまり過度に期待するのはよろしくないかもしれません。
どうしても気になるようでしたら、水替えの際など掃除のときに薬剤を投与して、底砂を洗うなどして水槽についた卵を洗いとしましょう。
天日干しなどをするとさらに効果的です。
メダカの水槽、スネール(タニシみたいなやつ)繁殖速すぎ!
怖いよ(>人<;)朝2匹だったのに仕事から帰ったら10匹位になってた! pic.twitter.com/5AlpUqYP58
— がいあ (@gaianeo1357) 2017年8月5日
まとめ
せっかく水槽が楽しく飾れるようになった矢先、おびただしい数の卵と貝で台無しにされたら悲しいですよね。
こういった適応力の高い貝を駆除するというのは大変ですが、2匹残っていればあっという間に繁殖してしまうのでやるしかありません。
根気よく駆除に取り組んでいきましょう。