メダカの飼育に慣れたら、他の生き物と混泳させてみるなんていうのもいいですね。
例えば、エビを飼うのはいかがでしょう?
エビを飼うのって難しそう・・・と思うかもしれませんが、ミナミヌマエビというエビなら初めての人でも難しくありません。
ミナミヌマエビの飼育方法や繁殖方法についてまとめてみました。
ミナミヌマエビとは?
ミナミヌマエビは、初めてエビを飼育しようとする人に向いている種類のエビです。
水槽のコケや、メダカの餌の食べ残しを食べてくれます。
つまり、水槽の掃除をしてくれる何ともありがたいエビなんですね。
メダカなどと一緒に混泳させることができます。
ミナミヌマエビとメダカには良い関係を築くことができます。
屋外で飼育する場合、ミナミヌマエビだけで飼育したらボウフラがわいてしまうのですが、メダカはボウフラを食べてくれるのです。
ミナミヌマエビをメダカに食べられないようにするには?
ミナミヌマエビとメダカは混泳できますが、メダカに見つかると食べられてしまいます。
そこで、メダカに見つからないように隠れ場所を作ってあげる必要があります。
ミナミヌマエビの隠れ家になる小さな土管などが販売されていますので、水槽の中においてあげましょう。
また、水草を設置してあげるとこちらも隠れ家になります。
また、逆にメダカの稚魚はミナミヌマエビに食べられてしまいますので、こちらも別々の水槽で飼いましょう。
ミナミヌマエビを繁殖させるには?
ミナミヌマエビは、春から夏にかけてが繁殖期です。
10℃から28℃の水温を保つと繁殖します。
メダカと稚エビの混泳は避けましょう。
もちろん、食べられないようにするためです。
母エビは、一度に100個前後の卵を産卵します。
稚エビは小さすぎて捕まえられませんので、母エビが抱卵したら、母エビを捕まえて産卵用の水槽へ隔離しましょう。
また、エアレーションは使ってはいけません。
稚エビがフィルターに吸い込まれないようにするためです。
水草や藻を飼育することで、酸素は供給できるので大丈夫です。
まとめ
ミナミヌマエビは、水槽の掃除をしてくれるエビで、メダカと混泳させることができます。
メダカに見つかると食べられてしまいますから、土管などミナミヌマエビの隠れ家を用意してあげましょう。
ミナミヌマエビを繁殖させるには、10℃から28℃の水温を保ちましょう。
母エビは1度に100個前後の卵を産卵します。
稚エビがフィルターに吸い込まれないようにするために、エアレーションは使わず、産卵水槽では水草や藻を飼育するようにしましょう。