体調3センチの小さな体、愛くるしい大きな目、昔から多くの日本人に愛され、とても身近な存在であるメダカ。
皆さんもその可愛らしい姿を見たことがあるはずです。
実はメダカはとても飼育が簡単で、金魚などと同じように古くから観賞魚としても日本人に親しまれてきました。
現在も多くの方がメダカを飼育されています。
そこで今回は、これからメダカを飼育したい!という方に、メダカの数と水槽、鉢の選び方について、ご紹介いたします。
メダカの数と水槽、鉢の選び方
まずメダカを飼うと決めたら、彼らの住処を用意しましょう。
候補としては水槽、鉢(睡蓮鉢など)の二つが挙げられます。
バケツなどでも飼うことは可能ですが、飼育、繁殖までとなると無理があります。
住処の選び方について、水量(住処の大きさ)、水槽と鉢の違いなどについて、詳しく見ていきます。
水槽と鉢について
住処の候補として水槽と鉢があると述べましたが、それぞれの特徴やメリット、デメリットなどについてご紹介します。
水槽の特徴
水槽は、メダカの「鑑賞」に向いています。
水槽なら玄関やリビングなど、基本的には置く場所をあまり選ばないので、部屋でいつでも眺めることができます。
またフィルター、ライトなど周辺機器の設置や取り付けも簡単で、道具さえ揃えてしまえば簡単にメダカの住処を作ってあげることが可能です。
一方、水槽は水換えや掃除など、環境維持のための定期的な手入れが必要です。
また密度が高すぎるとその分汚れ流のも早くなり、世話が大変になってしまいます。
水槽は飼い主に身近な場所で飼える反面、手入れが大変だと言えるでしょう。
鉢の特徴
鉢は、メダカを「自然に近い状態」で飼うことができます。
近年は睡蓮鉢などに人工的に小さな池を作り、自然に近い状態でメダカを飼う「ビオトープ」での飼育も増えています。
水草や土などの環境を整備したビオトープでは、水替えの必要もなく、餌も1週間に1回程度で大丈夫なんです!
ただし、ビオトープは水草の成長も考えある程度日当たりの良い場所に置く必要があり、同時に鳥などの天敵から守る必要もあります。
鉢での飼育は、メダカを自然に近い状態で飼え、手間もかかりませんが置き場所が限定されると言えるでしょう。
メダカの数と水量
一般的には、「メダカ1匹につき水量1リットル」がセオリーと言われています。
また、ゆとりをもたせた理想的な水量は1匹につき2リットルです。
まとめ
メダカの飼育は非常に簡単です。
それぞれの特徴をよく理解した上で住処を選び、水量を守れば、繁殖も可能です。
メダカにとってもストレスのかからない住処を作り、楽しく癒しのあるメダカ飼育ライフを送ってくださいね!