とても小さいメダカさん。

その天敵は数多くいます。

特に、飼育されているメダカは逃げ場がありません。

飼い主さんが守ってあげなくてはいけませんね。

ではどんな天敵が居て、どのように対策を講じれば良いのでしょうか。

メダカ ヤゴ 対策 時期

メダカの天敵はヤゴ

メダカは小さいがために、多くの天敵が居ます。

その中でも特に注意する必要があるものはヤゴです。

ヤゴは春から秋にかけて成虫となり活動するトンボの幼虫です。

トンボとは似ても似つかない姿をしていて、トンボは飛翔能力がある陸棲生物であるのに対し、ヤゴは地に足を付いて歩く水棲生物なのです。

ヤゴは肉食で、アカムシやオタマジャクシ、そしてメダカを生きたまま捕食します。

そう、メダカをエサとして見ているのです。

メダカの水槽にどうしてヤゴが入る?

通常は屋外水槽に発見されることが多いです。

親であるトンボが、水槽の中の水草等に卵を産みつけていくのです。

生まれたばかりはヤゴも小さいです。

小さい上に動きは俊敏なので、すぐ逃げたり隠れたりします。

ヤゴは脱皮を繰り返し徐々に大きくなっていくのです。

トンボに卵を産ませないためには?

屋外水槽を使用している場合、水槽の上にネットをかぶせるのが有効です。

水中に卵を産卵するので、水面に届かないようにネットの高さと水面の高さを調節してあげます。

ただ、見栄えが悪くなります。

他には、バーべキュー用の金網等も使用できます。

これは他の外敵にも有効です。

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卵に気づかなかったら?

5月のゴールデンウィークあたりに水槽の掃除をしてあげるとよいですね。

もし、いつの間にか卵が産み付けられていても、この時期に清掃してあげれば、卵が孵化する前に取り除くことが出来ます。

水槽にヤゴを発見したらどうしたらいいの?

仮に、卵が孵化してしまってヤゴを水槽で発見したら、速やかに手で捕獲し、メダカと一緒に居ないようにしてあげましょう。

孵化したばかりの小さいヤゴは、まだメダカを捕食できませんが、あっという間に大きくなり、メダカを捕食します。

1匹居たらもっとたくさん居るので、水槽の掃除をしてあげると良いでしょう。

屋内水槽なのにヤゴが?

屋内水槽の場合、トンボが産卵する可能性はほぼありません。

しかし、ごくまれに屋内水槽にもヤゴが発生する場合はあります。

原因は特定できませんが、水草等にもともと付いているという場合が多いようです。

そんなときも、屋外水槽と同様に速やかに捕獲してください。

まとめ

メダカは飼い主さんに飼われている以上逃げ場がありません。

ヤゴの入らない周囲の環境を整えてあげてください。

もしヤゴを見つけたら、早急に捕獲し、小さいメダカをしっかり守ってあげましょう。

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