あなたは飼い始めたメダカが直ぐに亡くなってしまった、という経験はありませんか?
小さくても折角の命が亡くなってしまうのは、とても悲しいことです。
少しでも元気で、長生きしてもらうために、今回はメダカを長生きさせるコツをご紹介します。
暮らしやすい環境を整える
まずは、メダカにとって暮らしやすい環境についてです。
いきなりメダカを沢山飼わない
メダカのような小型のお魚の場合、適切な飼育水の目安は1匹につき1Lと言われています。
もちろんフィルターの濾過能力などを加味するとその限りではないのですが、まだ飼い始めたばかりで飼育に慣れていない方は、最初はこれを目安にすると良いと思います。
これ以上多く飼ってしまうと、メダカが酸欠等で短命になってしまうことがあります。
飼育水のカルキ(塩素)抜きはしっかりと
水道水には雑菌を消毒する目的でカルキ(塩素)が添付されています。
人間にとっては害のない量でも、塩素に対する抵抗力が弱いメダカにとって、水道水は毒でしかありません。
カルキを抜くためには、2~3日程度汲み置きして放置するか、中和剤を添加します。
飼育水の適温は?
メダカの飼育に適した温度は15~28度といわれています。
メダカは水温の変化に強いお魚ですが、急な温度変化に対しては、疲弊して亡くなってしまうことがあります。
夏場や冬場は、急な温度変化がないように、水槽の置き場所等を工夫してください。
強い水流を作らない
メダカは小さく軽いため、強い水流にとても弱く、体力を奪われて短命になってしまいます。
フィルターを導入する際は、水流が強いもの、激しいエアレーションがあるものは選らばないようにします。
メダカのお世話は程々に
次に、日々のメダカのお世話の時に気を付けることです。
水替えよりも濾過をしっかりと行う
メダカは丈夫な魚と言われており、ある程度汚れた環境でも生きることができます。
ですが、メダカのフンや食べ残した餌を放置していると、メダカにとって有害なアンモニアや、亜硝酸が発生してしまいます。
水が汚れてきたら、ついつい全ての水を取り替えてしまいたくなりますが、急激な水質変化はメダカを疲弊させてしまいます。
ですので、フィルターや濾材を工夫して、濾過能力を上げるか、与える餌の量をメダカが食べきれる量に調整し、水が汚れることを防ぎます。
餌を与えすぎない
餌を食べ過ぎたメダカは、消化不良を起こして病気なってしまうことがあります。
1日に数回に分け、1回に与える量も食べきれる量を与えるようにします。
メダカにストレスを与えない
メダカはかなり臆病な生き物です。
ですので、人間が構いすぎるとストレスを溜めて短命になってしまいます。
可愛くてずっと観察していたい気持ちはわかるのですが、長生きさせるためには、なるべくそっとしておいた方がよいでしょう。
また、水草を多めにいれるなど、メダカが隠れられる環境を作ってあげることも効果的です。
まとめ
今回はメダカを長生きさせるためのコツをご紹介しました。
少し気を付けてあげるだけで、メダカを長生きさせることができますので、ぜひお試しください。