メダカを増やす上で、とても重要なことが二つあります。
もちろん、水質管理や温度管理なども重要ですが、まず一つ目は、卵を親に食べられないようにすること。
そしてもう一つは、稚魚を親に食べられないようにすること!
孵化したからといって、親と同じ水槽に戻してしまうのはNGです。
一体どういうことなのでしょうか?
メダカのオスは攻撃的であることも
メダカのオスは、生存競争に勝ち残るために攻撃的で、メスに体当たりなどをして縄張り主張をすることがあります。
そのため、餌の奪い合いで最も強いのはオスですから、稚魚には配慮してあげる必要があります。
メダカのオスが稚魚を食べる!?
メダカのオスだけではなく、メスも稚魚を食べてしまいます。
メダカの最大の敵はメダカなのです。
メダカの稚魚は、成魚の口に入ってしまうほど小さいサイズなので、一緒に泳がせていると追いかけて食べてしまいます。
メダカの成魚に稚魚が追いかけられる前に隔離しよう
メダカの稚魚が食べられてしまう前に、メダカを成魚と稚魚で隔離しましょう。
メダカの成魚はたとえ自分で産んだ卵から孵化した稚魚であっても食べてしまいますから、同じ水槽で飼うのはNGです。
稚魚であっても他の稚魚を追いかけまわします
ある程度大きくなってくると、稚魚同士で個体差が出てきます。
メスの小さい稚魚、オスの大きい稚魚と差が出てくると、成魚と同様に生存競争が始まります。
弱いメスの稚魚は攻撃されてしまうので、稚魚であったとしてもやはり稚魚同士で隔離が必要です。
弱い稚魚は、強い稚魚に追いかけられ、餌をとられてしまいます。
まとめ
メダカの成魚は、オスがメスを攻撃することがあります。
縄張り争いや、餌の取り合い、相性が悪いなどの理由です。
稚魚の場合も、少し大きくなって個体差が出るようになると、餌の取り合いで強い個体が他の個体を攻撃することがあるので、隔離してあげる必要があります。
また、成魚はたとえ自分が産んだ卵から孵化した稚魚であっても、口に入るサイズだと食べてしまうので、成魚と稚魚は別々の水槽に隔離してあげなければなりません。
特に稚魚の場合は追いかけられてからでは食べられてしまうなど被害が大きいので、成魚と一緒にしてはいけません。
卵の段階で別々の水槽に移して、孵化を待ったほうが良いです。
孵化した後も、成長の様子によく注意してあげて、稚魚同士で追いかけっこがはじまっていないか、餌の取り合いになってはいないか見てあげましょう。
そして、場合によってはさらに別の水槽に移しましょう。