メダカの水槽にスポンジや毛糸を入れることで、即席ですが隠れ家を作ることができます。
メダカは自然界の中では弱い生き物なので、隠れ家は快適に過ごすうえではとても大切な要素となります。
今回はそんなメダカの隠れ家について中心に書いていきたいと思います。
スポンジ製の隠れ家について
スポンジを使った隠れ家として代表的なものが、スポンジフィルターとなります。
スポンジフィルターは水槽内の水をエアレーションして、水槽内を清潔に保ちます。
むき出しのスポンジ部分には多くの有機物がたまり、餌場にもなったりします。
テトラのものにはくぼみがあるため、メダカ程度の大きさの生物であれば十分隠れ家として利用することができますね。
このようにスポンジを使った隠れ家もありますが、こういったものをつけると、掃除の手間が増えるというデメリットがあります。
メダカの水槽の水替えが2月に一度のペースなのに対し、濾過フィルターの掃除は1週間に一回の頻度になります。
時間が十分とれないといった方には、その維持は少々つらいものがあります。
産卵床と餌場の両方のおいしいところを持っていますが、やはり手入れが面倒なのは玉にきずと言えるでしょう。
毛糸の隠れ家について
毛糸の隠れ家は、毛を束ねて片方を縛って止め、残りは細かく割くなどして筆のような状態にしましょう。
毛糸などはその細かさと太さから稚魚などの隠れ家として瞬く間に人気となるでしょう。
作り方も簡単で、冬の越冬の際にはなかなか活躍してくれます。
また、しばらくすると卵を産んでくれると思います。
ホテイアオイなどと違い、根っこが複雑に絡まるといったこともないのが利点ですね。
産み付けられた卵はスポイトなどを用意して、採取しましょう。
大きくなるまでは採取した卵は別の水槽に分けて飼育したほうが良いです。
メダカ産卵場所をアヒルと毛糸で作成 pic.twitter.com/5BDQdKhsCI
— PET (@pet199892051) 2014年5月10日
まとめ
隠れ家にはどの素材を通しても一長一短がありますので、役割と特徴をよく把握して使用する必要があるということですね。
何事も過信しすぎず、メダカの様子を毎日観察してあげるというのが良いとおもわれますので、何事も楽しく取り組んでください。