産卵床とは、メダカが卵を産み付けるために必須のアイテム。

水草だったり、ペットショップで購入できるアイテム、または、手作りしたり。

メダカが安心して産卵できる状況をと、試行錯誤なさる方が多いようです。

今回はその中でも「シュロ」に焦点を当ててみました。

メダカ 産卵床 シュロ メリット

シュロって何?

シュロとは、ヤシ科で、国内では九州南部に在来分布している植物です。

メダカの産卵床として使うのは、シュロの木の皮の部分になります。

想像する木の硬い皮とはちがい、繊維状になっているのが特徴で、産卵床の他にもホウキやタワシとして加工、使用されます。

「捨てるところがない木」としてとても重宝されています。

シュロ皮のメリット

  • 腐らない限り、何度も利用できる
  • 産卵後の卵が見つけやすい、付着しやすいこと
  • シュロ皮自体にメダカの水槽の水質改善する効果があるので、産卵率が高まる

シュロたわしを改良して作る産卵床が質も良く、長持ちするのですが、手に入りづらいのと手間がかかります。

シュロの皮を手軽に入手出来る状況であれば、下の方にあるキメの荒いものではなく、木の半ばから上の方のキメの細かい皮を剥いでくださいね。

アク抜きをする場合は、食品用重曹をいれたお湯で最低30分以上煮沸し、1週間ほど水に浸しておくといいですよ。

煮沸等が面倒であれば、商品化されているものを利用しましょう。

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なぜ産卵床が必要なのか

産卵床が無い場合、メダカは水草に卵を産み付けることになる確率が高いと思います。

水草は大抵水槽に入っているでしょうが、いざ卵を産んだ時に見つけにくいというデメリットがあります。

栄養分の詰まった卵は、親や他のメダカの極上の餌になってしまうというわけです。

そうならないために、卵をもったメダカを産卵床と共に隔離し、安全に産んでもらえる環境を作る必要があるのです。

まとめ

今回はメダカの産卵床のシュロ皮について調べてみました!

やはり、シュロ皮は多くの人から支持されている理由があるのですね。

着卵しやすい上、水質改善能力があるのはすごい!

今まで気になっていたけども使ったことがないと言う方も、ぜひご利用されてみてはいかがでしょうか?

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