メダカは、本来とても繁殖しやすいと言われているくらいですが、時には無精卵のメダカばかりで飼育していてもなんか寂しいと思う人もいると思います。
一般的には、メダカは自然に増えていくものです。
卵から孵化をしたときまた一段とメダカが可愛くなりもっと繁殖させたいと願う人もいます。
しかし実際は簡単に繁殖しづらいのも事実です。
それはメダカの中にも無精卵の個体にもよりますが、無精卵になってしまうにはそれだけの理由があります。
飼い主さんも気づかない盲点とは?
繁殖の時期にはバランスよくオスとメスを確保が必要です。
確保をしたら冬の終わりから春にかけてメダカの観察をして相性の良いパートナーを見つけることが大切です。
そのためにはメスがオスを選ぶことができるようメス1匹に対してオスを2匹くらい入れるとよいです。
それでも時期になっても繁殖の気配がみられない場合は、思い切ってオスを交換するとよいですが、同じようにメダカを飼育している人が押し寄せてしまうこともあるので、時期によっては売り切れてしまうこともあるので、早めに用意をしておくことをお勧めします。
めだかを選ぶポイント
ポイントとしてですが、メスより一回り程度大きい体のオスのほうがよいでしょう。
逆にメスのほうが大きいとオスのメダカが無精卵になってしまう可能性があるので、そうならないためにも無精卵にならないようにするには、水槽内にも心掛けが必要です。
水槽の選び方
今ではカラフルできれいなものがいろいろありますが、繁殖をさせたいのであればシンプルな感じが一番良いです。
メダカは、共喰いをしてしまうことがあるので、産卵だけの水槽と孵化だけの水槽を分けておくことがベストです。
水槽の大きさは、オスとメスのツガイの場合は7~10リットルくらいの大きさが良いです。
なぜならばオスがメスを追いかけるときに大きすぎるとオスの体力が消耗してしまい無精卵になってしまうからです。
繁殖を成功させるにはこのくらいの大きさが望ましいです。
とても重要なポイントですなおかつ当然のことですが、メダカを選ぶとき弱々しいメダカを選んでしまうと無精卵はもちろんですがすぐに亡くなってしまいます。
買うときは、元気のよいメダカを選ぶことはもちろんですが、メダカにとって良い環境を作ってあげることも大切です。
まれにペットショップでおなかに卵を抱えているメダカを見ることがありその時はラッキーかもしれませんが、逆に言えばそのメダカの産卵が初めてなのか繰り返しているのかで今回の産卵のあとからは卵を産まなくなってしまうことがありますので、良心的な店員さんにいろいろ相談をしてみてみるのもよいでしょう。
また痩せているメスのメダカは卵にエネルギーを回す力がないので栄養面を配慮してメダカによいエサを食べさせて体力をつけてあげることが必要です。
体力が回復してくればおなかがふっくらしてくるので産卵する希望もでます。
その他にも水温や日照時間が適切かどうかや水質に問題はないか、うまく孵化したときに隔離する準備ができているかです。
まとめ
メダカにストレスを与えてしまうと無精卵になってしまいますので、水質や温度などこまめに管理をしてあげることでストレスがなくなり無精卵にならず繁殖を試みることができます。