古くから日本人に愛され、身近な場所で生活して来たメダカ。
彼らがどんなものを食べて生活しているか、ご存知ですか?
メダカは雑食の魚ですが、今回は彼らが食べる虫に注目し、ご紹介していきましょう。
メダカが食べる虫とは
それではメダカが食べる虫を見ていきましょう。
野生のメダカから、屋外で飼育しているメダカが食べる虫までご紹介します。
野生のメダカが食べる虫
野生のメダカは、雑食で、いろいろなものを餌として食べています。
具体的にはミジンコやボウフラ、小さな水生昆虫、蚊などです。
生まれたばかりの稚魚は、孵化3~4日は植物性プランクトンを食べます。
その後はミジンコなど食べるようになります。
屋外で飼育しているメダカ
屋外でメダカを飼育している方は、どんなものを餌としてあたえていますか?
実はメダカは、夏場の蚊対策にも活躍するのです。
蚊の幼虫であるボウフラは、庭の池や水溜りなどに発生します。
そしてこのボウフラが一斉に大人になると、蚊が大量発生するのです。
そこで、メダカが大活躍します。
ビオトープなどや睡蓮鉢などでメダカを飼育すると、その水槽内にボウフラが発生した場合、メダカがそのボウフラを食べてくれます。
その結果蚊の大量発生を防ぐことにつながるのです。
水槽内に発生した虫とメダカ
屋内でメダカを飼っていても、水槽内に突然虫が発生することがあります。
これらの虫はメダカに害がある虫とない虫の2種類がいます。
害のある虫は「ヒドラ」などです。
ヒドラは幼虫を捉えて食べてしまうクラゲの仲間で、繁殖力が非常に高いです。
1匹でも見つけたら、水槽をリセットしましょう。
ミジンコやプラナリアなどの微生物は、メダカに直接害を与えることはありません。
むしろメダカの餌となります。
ですが、見た目が気になる、という方は掃除をしたり、水槽のリセットをしましょう。
まとめ
今回は、メダカの食べる虫についてご紹介して来ました。
メダカは雑食で、様々なものを食べます。
またビオトープ飼育は夏場の蚊対策にもつながるとご紹介しまいした。
メダカを飼育する際に、参考しにしていてください。