メダカの生息数は地域によって大きく差があります。
都内などではショップ以外ではほとんどみかけません。
郊外の地域になるとその豊かな生息数を確認する事が出来ます。
その為地域によってはメダカの放流に対して歓迎的な地域もあればそうでない地域もあります。
今回はそんなメダカの放流について記事を書いていきたいと思います。
放流するメダカの種類について
放流するメダカの品種は、一部の地域では制限されていることがあります。
該当するのはヒメダカなどの人間の手によって品種改良された種類などが当てはまります。
放流することによってメダカの数自体は増えるのですが、交雑という野生種と改良種同士の繁殖が進み、やがてもともと住んでいた在来種の姿が消えていくということが問題となります。
メダカという種は残りますが、その際に枝分かれした純潔種というのは絶滅という形となってしまいます。
このような奇妙な現象を避けるため、一部の地域では放流するメダカの種類に制限を設けている地域もあります。
実際日本でもこのような事例はいくつかあり、問題になっているそうです。
近所の川にいる種類をとってきた場合、遠くの川に放すことは避けましょう。
時期について
種類も純潔種で放流しても問題ないという場合、川に放す時期を考慮しましょう。
絶滅が危惧されている黒メダカの放流は歓迎されているところもあります。
メダカの活動が活発になる温度が15℃以降なので、春先から秋くらいの時期にかけて放流しましょう。
メダカは冬場はじっと動かなくなり、エネルギーの消耗を抑える生き物なので、冬場は放流してもあまり繁殖には加担できないと思われます。
メダカがあまりに小さいうちは放流は避けましょう。
できればある程度大きくなったものから放流するのが望ましいと思われます。
近くの公園でメダカ発見。以前は見かけなかったはずだが、、、誰か放流した? pic.twitter.com/W7ArIN9vA1
— MA (@MitsuakiAadachi) 2017年11月11日
まとめ
善意でやったつもりが思わぬ事態を招いてしまうことが往々にしてあります。
市役所など地域課に行けば野生生物などの保護に関する部署等もあると思われますので、心配である方などはそちらの部署に聞いてみるのもよいかもしれません。
絶妙な自然のバランスはとても繊細であるということですね。