きれいなアクアリウムも水が濁ってしまうと興ざめですし、水槽の水が臭いと飼っているメダカの健康も心配です。
このような、濁りや臭いはどのような原因で起るのでしょうか。
また発生した場合の対処法や浄化はどうすれば良いのでしょうか。
原因は水の汚れ・対処法を駆使して浄化しよう
メダカの水槽の水が濁る、もしくは変な臭いが起る原因は、水質の低下によるものです。
エサを多く与えすぎる、水槽の大きさに対してメダカの数が多すぎる、フィルターの働きが十分に機能していないなどが理由として挙げられます。
これらの理由によって、水が汚れている訳ですから、この点を意識して取り組めば、おのずと水は浄化され問題解決に繋がります。
水の汚れを改善・メダカを守る対処法
濁るや臭いの原因となる水の汚れは、その水で生息するメダカの健康にとっても好ましくありません。
次に挙げる対処法を意識して、水の浄化に努めましょう。
エサを与えすぎてはいませんか?
チェックポイントは、水槽の底です。
エサが底に残っていれば、与えすぎのため量を減らしましょう。
食べつくして残らない程度の量が目安となります。
すでに飼っているメダカを減らす訳にはいかないため、水槽を大きなタイプに交換することも効果的です。
大量の水が入ることは、酸素量も増えるためメダカの健康に良く、濁りにくく臭いも抑えます。
水の交換やエアーポンプの掃除、これも忘れてはならない対処法ですが、注意することがあります。
水槽内の水を一度に交換する、いわゆる全量交換はメダカにストレスを与えることになるため好ましくありません。
5分の1程度ずつの交換を心掛けます。
エアーポンプ内にある茶色の膜は、水質を浄化する好気性バクテリアのため、掃除で落としすぎることのないようにに注意しましょう。
淀みなない水の動きが臭いを制する
水の嫌な臭い、ドブの臭いと表現すればイメージしやすいでしょうか。
あれは、水の動きがなく淀んでいるため、水中の酸素が行き渡らず好気性バクテリアが繁殖できないためです。
水槽の嫌な臭いはこの状況と同じ訳ですから、水槽の大きさに対し十分な力のあるエアーポンプを用意しましょう。
水に含まれる豊富な酸素と水の動き、これが好気性バクテリアを活性化させ、水の浄化へと繋がります。
まとめ
ここでは、メダカの水槽に発生する濁りや臭いの原因、対処法をみてきました。
エサの量から水の交換、バクテリアの活性化までと水の浄化には、さまざまな対処法を用いる必要がありましたね。
よく言われることですが「生き物を飼うことは責任がともなう」、あらためて強く意識しましょう。