メダカと相性の良い水草って知っていますか?
あるんです。
目的としては産卵のためです。
メダカは水草に産み付けたりその時に、水底に落としてしまったりもします。
特に、浮草の根っこに産み付けることが多いので、メダカ好みだと言えるかもしれないです。
浮草ホテイアオイ
育てることも、買うことも簡単な水草です。
メダカの産卵床に適しているばかりではなく、稚魚の餌となる微生物も付きやすいのですし、水をきれいにしてくれる力も高い優秀な水草です。
おまけに夏にはきれいな薄紫の花がさきます。
水草で、花まで鑑賞できるとは!なんて優れものなんでしょうか。
底床内には固形肥料、水槽水全体では液肥
水草に肥料がいるって知っていましたか?
光合成で足りているとか、メダカの餌やフンが分解されたもので足りていると思っていませんでしたか?
残念ながら水槽の中だけの栄養素では足りないのです。
メダカと相性のいい浮草ホテイアオイを選んで、肥料を与えるとすると、液肥が基本です。
液肥の良いところ
- お手軽で簡単
- 即効性がある
- 栄養素を個々に与えられる
液肥はスプレーボトルで個々に吹き付けたり水槽に入れるだけなので、簡単にすみ、効き目も早いです。
個々の栄養素単体の商品も多くて、鉄分だけとか、カリウムだけとかの追肥も可能です。
園芸用の液肥でもメネデールが使えますよ。
HB101も使えると聞いたことがあります。
液肥の悪いところ
- 水に溶かすので水質が変わる
- 持続力がない
- 水草の種類ごとの追肥ができない
- 混泳している魚に影響がでるかもしれない
以上のことをよく考えて肥料をあげましょう。
メダカが孵化したら赤ちゃんのご飯(栄養)はどうする?
メダカが孵化したからといって、慌てて餌をやる必要はありません。
なぜかと言うと、孵化したばかりの稚魚にはお腹に膨らみがあり、そこに栄養分が入っているので、しばらくは食べなくても平気なのです。
それは、すぐに餌を見つけられなくても、敵に見つからないように底にジッとしている本能のためです。
餌を素早く見つけられるようになったら、市販されている稚魚用の餌を与えます。
まとめ
水草は追肥がいるのだと、知ってもらえたならうれしいです。
浮草でも底に置く水草でも肥料は欠かせないのです。
稚魚の栄養袋は、たぶん小学生の理科で習って覚えているとは思いますが、再度復習してみました。