素朴で愛らしいメダカ。

心引かれて飼っている人も多いです。

丈夫で飼いやすいと言われますが、そこは生き物です。

水質や水温、環境が急激に変化すれば病気になってしまうこともあります。

ではメダカはどんな病気にかかるのでしょうか。

メダカの病気

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水カビ病

メダカの口や頭、ひれの表皮にカビが生えたかのように菌糸が繁殖して、細胞を破壊してしまう病気の水カビ病。

症状の悪化とともに、傷口が大きくなり、白い綿が付着しているように見えるため、綿かむり病とも言われます。

そのまま放っておくと感染症を引き起こします。

原因としては、この病気の元となる真菌類は飼育水の中に常時存在しています。

ただし、メダカが健康な場合寄生しません。

どのようなときに寄生するかというと、メダカの体調が悪かったり、他の病気にかかっているとか、外傷があると傷口や患部に菌糸が繁殖して進行します。

あまりひどくなると出血することもあります。

水温が27℃~29℃と高めだと繁殖しにくくなります。

治療法としては、まず隔離します。

別の水槽に移し、他のメダカに感染しないようにしてあげます。

そして薬浴をさせます。

薬が無い場合、濃度1%くらいで塩水浴させます。

水温は高めを維持してください。

1週間くらいで水換えを行い、再び薬浴か塩水浴をさせてください。

水カビ病にならないためには、メダカの表面に傷がつかないように飼育してあげることが重要です。

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転覆病

お腹が膨らんで、上にした状態で水面に浮いてしまっている場合は転覆病の可能性があります。

浮き袋の異常でお腹が膨らみ、水中へ泳いで行きたいのに行けず、横転したりします。

ダルマメダカに発症しやすい病気です。

お腹が水面より出てしまっているので、他の感染症になる場合もあります。

原因ははっきりしていませんが、水温の低下や消化不良で発症することが多いです。

また、遺伝病の可能性も有り、ほとんどの場合治癒が難しい病気です。

治療法としては、病気にかかってしまったメダカを隔離し、2週間くらい濃度0.5%の塩水浴をします。

水温は25℃以上が良いと言われます。

このほかに、エサを控えめにするとか、絶食させることも必要です。

転覆病を防ぐには、日ごろから消化不良にならないようにエサを与えすぎないように注意する必要があります。

まとめ

とても小さなメダカですが、生き物である限り体調が悪く、病気にかかってしまうこともあります。

毎日の健康管理・体調管理を怠らず、変化があったら特に注意して観察してあげてください。

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