メダカは普通の熱帯魚と比べるととても小さくて可愛い魚ですよね。
ですが、そんな小ささ故に病気を見逃してしまうこともあります。
小さなメダカのヒレが小さくなっていることにあなたは気付いていますか?!
ある日突然そんな事が起こり得るのです。
何匹も飼っているとついつい見逃してしまうかもしれませんよね。
そんな気付きにくい病気の尾ぐされ病について今回はご紹介します。
原因は?
尾ぐされ病はメダカだけに限らず金魚や熱帯魚などでもなりやすい病気です。
この主な原因はフレキシバクター・カラムナリス菌という少々聞き慣れない菌が原因なのです。
ですが、この菌が必ずしも尾ぐされ病を引き起こすというわけでもないのです。
やはり水槽で飼育している魚は水が汚かったり、魚自身のストレスによって病気になってしまうのです。
改めて魚はとても繊細でストレスを抱えやすいということが分かりますね。
ちなみにこのフレキシバクター・カラムナリス菌は水温が高いと感染しやすい傾向にあります。
なので夏場は注意が必要です。
初期の治療法はあるの?
色々な病気があり、残念ながら治らない病気もあります。
ですが、この尾ぐされ病は放置せず、きちんと対処をすれば治る病気なのでご安心を!
特に初期の段階なら飼育環境を改善するだけで治療法にもなります。
まずはどんな病気でもそうですが、フィルターの掃除をしましょう。
汚れがひどい場合は新しいフィルターに交換してろ過を強化しましょう。
また、尾ぐされ病は感染病ですので見つけ次第早めに感染したメダカは隔離しましょう。
そうすることで他のメダカへの感染を防ぐことが出来、被害が最小限で済みます。
また、ホームセンターやネットでも購入することの出来る「アグテン」という薬剤を入れて薬浴すると回復が早いのでオススメです。
まとめ
尾ぐされ病は金魚でよく見られる感染症だと思います。
金魚はメダカに比べて大きいのですぐに発見できますが、やはりメダカのサイズだと見つけるのが遅くなってしまうかもしれません。
感染症はメダカ自身も辛いと思うので、餌をあげる時やフィルターや水槽の掃除をする時など気にかけてみてくださいね。