ある日メダカを観察していたら、泳ぎ方や尾びれが何だかおかしいと感じる事があるかもしれません。

実はそれはメダカからのSOSかもしれません。

今回はメダカが不調を訴えている尾びれの様子についてまとめました。

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症状1:尾びれが閉じている

メダカの品種にもよりますが、通常元気なメダカの尾びれは、お好み焼きのヘラのような形をしています。

メダカが不調の場合、その尾びれが閉じてしまっていることがあります。

閉じてしまった尾びれでは上手く泳ぐことができないため、毎日観察されている飼い主さんであれば、直ぐに泳ぎ方がおかしい事に気が付くと思います。

上手に泳げていないと、何事かと、とても心配になるかもしれませんが、この状態ではまだ深刻な病気ではありませんので、ご安心ください。

メダカの尾びれが閉じてしまう理由としては、水が冷たく寒さを感じている場合と、水質悪化により体力が奪われ衰弱しつつある場合があります。

冬場で水温が5度以下の場合は、冬眠に入ろうとしているのかもしれません。

一緒に飼育しているメダカも同じような状態で、かつ水底にじっと動かないようであれば、冬眠の可能性が高いです。

ですが、水温は適切であったり、1匹だけこの症状の場合は、早めに対処をしないと本格的に病気になってしまったり、最悪そのまま亡くなってしまう危険性があります。

まずは水質改善として、フィルターの濾過機能を高める処置を行ってください。

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症状2:尾びれに赤い血管が見える

尾びれにくっきりと血管が見える場合も、水温の変化や水質の変化等環境の変化によって、メダカがストレスを感じたために起こる現象で、病気ではありません。

メダカの尾びれには無数の毛細血管があますが、メダカ自体が小さいこともあり、肉眼では血液の流れを確認することは難しいです。

しかし、メダカがストレスを感じると、それが充血してしまい、肉眼でも確認できるくらい赤く見えることがあります。

人間の目の充血と似ているかもしれません。

こちらも、このまま放っておくと本格的に病気になってしまう恐れがありますので、早めに水質改善の処置を行ってください。

まとめ

小さくて、とても分かりにくいかもしれませんが、メダカも人間と同じで、不調な時は何かしらの形で体に症状が出てきます。

本格的な病気に発展する前に、小さな訴えでも見逃さず、早急に対処してあげるとよいでしょう。

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