ろ過装置が設置されていない庭やベランダの睡蓮鉢で元気に泳いでいるメダカがいます。

外で飼っていると日当たりも良く、水生の植物や生物が水質を良くする働きをしてくれるのです。

ところが室内の水槽飼育をしていると日当たりが悪くなり、水質を良くする働きの植物や生物も不足しがちです。

そんなとき頼りになるのがフィルターです。

メダカ 水槽 外掛け 水流

メダカの水槽に外掛けフィルターの水流は強すぎる?

熱帯魚の飼育セットを購入すると多くの場合、知識の少ない初心者でも取り付けやすく、手入れも簡単なため、外掛けフィルターが付属されています。

ただときには水流が強すぎてメダカが流されてしまう、稚魚や成魚が弱ってしまったなど、マイナス面も指摘されています。

外掛けフィルターの水流をメダカが泳ぎやすいように調節する方法はないのでしょうか。

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外掛けフィルターの水流の調節方法

  • 外掛けフィルターには水流を調節する機能がついています。メダカは水流の弱い水場で生きているので、水流を最弱に設定します。
  • 水槽内の水の量を増やす方法もあります。排水面のギリギリまで水量を増やすことで、水の流れを弱めます。

以上の2点は今すぐにでもできる対策です。

  • 排水面から流れ出る水流を分散させて弱めるために、スポンジを取り付ける方法もあります。水流が同じでも分散させれば弱くなります。
  • スポンジではなく細かい網を取り付ける方法もあります。スポンジと同じ効果が期待できます。
  • 排水面の前に水草やアクセサリーを設置します。スポンジや網と効果は同じで、水草やアクセサリーが水流を弱くします。

これらの方法である程度水流の調節はできますが、他には水槽内に水の流れがとどかない場所を作り、メダカが休めるようにしてあげると良いでしょう。

特に稚魚は成魚に比べて水流に大変弱いので水流のない場所も必要です。

まとめ

外掛けフィルターは値段も手頃で初心者にも扱いやすく、水流も工夫次第で弱くすることもできます。

小型の水槽によく使用されていて、メダカの水槽にも比較的多く取り付けられています。

メダカは水流に弱いのですが、全て駄目ということはなく、フィルターは水質を良くし、水流は身体についたゴミなどを取り除いてくれるので、メダカの負担にならない程度の水流は必要ではないでしょうか。

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